日本のソウルフード「味噌汁」で疲れた体をリカバー! お悩み別「味噌汁」レシピ7選

毎日食べても飽きることがない日本のソウルフード「味噌汁」。

発酵食品である「味噌」は、植物性タンパク質が豊富で、必須アミノ酸も含まれている栄養価の高い日本古来の保存食です。最近では味噌汁専門店もでき、若い世代や海外の方にも「味噌汁」の良さが注目されています。

そこで今回は、日本のソウルフード「味噌汁」の具材を色々アレンジし、疲れた体やお肌をリカバリーできる、食べる万能味噌汁レシピをご紹介したいと思います。

●イライラ防止!カルシウム不足を感じたら「イワシ缶のみそ汁」

毎日のお仕事でヘトヘトな時、あると便利な食材が、保存が効くイワシやサバなど魚介の缶詰。カルシウム豊富なイワシ缶を汁ごと使った「イワシ缶の味噌汁」は、大根やニンジンなどの根菜類も入れてさらに栄養UP。うどんやすいとんを入れたら、一杯で主食になりますよ。たくさん作っておいて忙しい在宅ワークのランチにしてもオススメです。

●お肌の調子を整える。大豆イソフラボンたっぷりの「豆乳みそスープ」

味噌も豆乳も原材料は同じ大豆。そこに豆腐も加えて作る大豆イソフラボンたっぷりの「豆乳みそスープ」は、炒めた玉ねぎの甘みとベーコンの塩味がクセになる美味しさです。アサリをプラスするとチャウダー風になって美味しいですよ。パンを添えてモーニングスープとしてもオススメです。ほっと一息つける優しいお味の一杯です。

●日頃の野菜不足を感じたら「切干し大根の田舎みそ汁」

カルシウムや食物繊維、カリウムも豊富で保存もできる切り干し大根で作る田舎風のお味噌汁。レシピではニンジンと長ねぎで作りますが、そこに冷蔵庫の残り野菜やお豆腐を入れてアレンジしても美味しく頂けます。最近では、切り干し大根にニンジンがミックスされた干し野菜ミックスなども販売されています。乾物をうまく利用することで日頃の野菜不足も解消されますよ。「切干し大根の田舎みそ汁」は、買い物に行けなかった時や日頃野菜不足を感じている方にオススメしたい一杯です。

●食べすぎ飲み過ぎ、胃腸のリセットに「梅豆腐のみそ汁」

食べすぎ飲みすぎで何となく内臓が重いなぁと感じるときや、病中病後にオススメなのがこちらの「梅豆腐のみそ汁」です。食欲がないときは梅豆腐の味噌汁にご飯を少し入れて雑炊風にしてもよいですね。胃腸をリセットしたいときにオススメの一杯です。

●巡りの悪さを感じたら「具沢山のショウガ風味みそ汁」

レンコンやジャガイモ、ニンジンなどの根菜類をたっぷり入れた具沢山の味噌汁に、すりおろしたショウガをプラスすることでいつものお味噌汁が一味違った仕上がりになります。ショウガは体を温め、新陳代謝を良くしてくれる作用があるので、不調が続いて体の巡りが悪いなと感じた時に意識して食べたい体の中からリセットしてくれる一杯です。

●頑張らなきゃいけない時や滋養強壮に「長芋の田舎みそ汁」

疲れが溜まっているけど頑張らなきゃいけない時ってありますよね。そんな時は、長芋とニラが入った滋養強壮に効果的な味噌汁を頂きましょう。長芋は食物繊維も豊富で、滋養強壮にも効果的で漢方でも使われている栄養価の高い食材です。一人暮らしの方はなかなか長芋を食べる機会はないかもしれませんが、お味噌汁なら簡単に取り入れられます。栄養不足な時にもオススメの一杯です。

●肌荒れを感じた時に…美肌に導く「和風ミネストローネ」

豚肉やゴボウにニンジンをオリーブオイルでしっかり炒め、トマトの水煮缶と出汁でコトコト煮込んだ後、お味噌で味を整えた和風なミネストローネは、ご飯とチーズを加えてリゾット風に食べるのもオススメです。トマトにはβカロテンやビタミンC、リコピンなど美肌に導いてくれる成分がたくさん含まれています。肌荒れを感じた時に意識して食べておきたい具沢山の一杯です。

料理研究家の土井善晴先生の著書「一汁一菜でよいという提案」にもあるように、ご飯作りにストレスを感じてしまう時などは、具沢山のお味噌汁とご飯があればそれで良いんです。

毎日のご飯作り、無理しすぎずストレスフリーで、今回ご紹介した具沢山の味噌汁レシピで心と体にゆとり時間を与えてあげましょう!

2021/4/29 8:00

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