ショック!ティッシュをいっしょに洗濯してしまったときの対処法、一番いいのはどれ?
ポケットにティッシュを入れたまま洗濯してしまった経験はありませんか? なかなか取れなくて困りますよね。そこで今回は4つの対処法を試して、どれが一番きれいに、かつ簡単に取れるか検証してみました。
検証方法は?
はじめに同じバスタオル4枚をティッシュといっしょに洗濯し、同程度のティッシュが付着した状態にします。
それがこちら。小さなゴミがたくさんついています。うっかりやってしまうと、本当にがっかりしてしまいますよね。
このバスタオルを「そのまま洗う」「柔軟剤を入れて洗う」「そのまま乾燥機にかける」「ほこり取りグッズを入れて洗う」という3つの方法で、それぞれ洗い直して状態をチェックします。
1. 何も入れず、すすぎ→脱水
まずは何も対策せず、洗剤など何も入れずに「すすぎ」と「脱水」を1回ずつ行います。結果は知っている人も多いと思いますが、ほぼ効果なし。
付着したティッシュの量に変化は見られませんでした。
2. 柔軟剤を入れて、すすぎ→脱水
そもそも洗濯物にティッシュが付着して取れないのは、静電気が原因。柔軟剤には静電気の発生を抑える効果があるので、柔軟剤を入れて洗うとティッシュが落ちやすくなるそうです。
実際に柔軟剤を入れ、「すすぎ」と「脱水」を1回ずつ行ってみると…?
目に見えるティッシュは、ごくわずかに!
ポイントは、規定の分量より少し多めに柔軟剤を入れることと、ティッシュが浮いてくるまでしばらく水に浸けておくことです。
筆者は以前にもこの方法でティッシュが付着した洗濯物をすすぎ直したことがありますが、そのときは柔軟剤を入れてすぐ動かしてしまったせいか、あまり効果を実感できませんでした。
3. そのまま乾燥機にかける
濡れているティッシュを洗濯物から取り除くのは至難の業ですが、乾燥していれば少しは取りやすくなります。というわけで、乾燥機にかけてみましょう。
すると、なぜか濡れていたときよりもついているゴミの量が増えたように見えます。
これは、ティッシュが乾いたことで生地から離れ、見えやすくなったため。
ポロポロとはがれ落ちやすい状態になっているので、粘着テープを使えば簡単に取れます。ひと手間かかりますが、この方法でもきれいにできました。
4. 100均の洗濯用ゴミ取りグッズを入れて洗う
100均には、洗濯物といっしょに入れて洗うことで、ゴミを取れるグッズが売られています。
今回はDAISO(ダイソー)の「ホコリとり洗濯ボール」を使ってみました。これをバスタオルといっしょに入れて、「すすぎ」と「脱水」を1回ずつ行います。
その結果、大きなティッシュはほとんど取れていました。若干、細かなカスは残っていますが、最初よりはかなり改善されています。
一方、洗濯ボールには回収したティッシュがたくさんついていますが、目が粗いので簡単に取れます。
洗濯ボールは普段の洗濯でも使えるため、1つ持っておくといいかもしれません。
洗濯物に付着したティッシュを取る一番いい方法は?
4つの方法を試した結果を1枚にまとめてみました。
こうして見ると、やはり柔軟剤を入れてすすぎ直すのが一番きれいになるようです。しかも簡単なので、柔軟剤を常備していれば、すぐに対処できるのもうれしいところ。
うっかりティッシュや紙類をいっしょに洗濯してしまったときは、ぜひ試してみてくださいね。
(ライター/marunon)