事故で前足を失った犬が2本足で歩くように「逆境は越えられる」勇気与える存在(米)

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米コロラド州オウレイ在住のケンティ・パセクさん(Kentee Pasek)は今から5年前、ブリタニー・スパニエルの“デクスター”を飼い始めた。

デクスターがやってきて間もないある日のこと、当時1歳ほどだったデクスターが家から逃げ出し、ケンティさんは近所の人と手分けして探し始めた。

ケンティさんは「デクスターは近くにいたシカの臭いを嗅ぎつけ、後を追っていたようです。デクスターを最初に見つけたのは夫のティムで、公園を通り抜けた後に、道に飛び出し事故に遭ったのです。デクスターの2本の前足はトラックの車輪の下敷きになっていました」と当時を振り返り、このように続けた。

「救急救命士のティムはデクスターの2本の足に止血をし、すぐに獣医のもとに運びました。ただ右前足はぶら下がっているだけの状態で、切断するしかなかったのです。残った左前足は数本のピンで固定され、約3か月をかけて手術やリハビリを続けました。事故の後は『もう助からないかもしれない』と思ったことも何度かありましたが、デクスターはなんとか回復したのです。それでも右前足が完全に元に戻ることはありませんでした。」

「事故で3本足になったデクスターは、しばらくすると後ろ足2本を上手に使って動き回るようになりました。そしてそのうち、後ろ足2本だけしか使わずに歩くようになったのです。右前足が思い通りに動かないのは分かっていましたが、それはなんとも不思議な光景でした。」

こうして2本足での歩行が板についてきた頃、街中でケンティさんの母と一緒に散歩するデクスターを見た人が、その様子を動画に捉えてTikTokに投稿した。それは体を真っすぐに起こしたデクスターが2本の後ろ足だけで力強く歩いているもので、この動画をきっかけにデクスターはSNSのスターとなったのだ。

ケンティさんはその後、SNSにデクスターのアカウントを開設しており、現在のフォロワーはInstagramが7万人超、TikTokに至っては22万7千人を超えている。

ケイティさんは「デクスターのSNSは絶好調で、今ではちょっとした有名犬です。NBCのトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』でも取り上げられたことがあるほどです。コロナ禍で、私は温泉プールの管理をする仕事を失いましたが、今は早起きをしてデクスターの動画を撮り、投稿するのが日課となっています。数年前は私たちがデクスターを助けましたが、今では逆に私たちがデクスターに助けられているんですよ。それにデクスターと散歩をしていると、『なんでそんな歩き方をしているの?』と質問されることも多いのです。デクスターのお茶目な姿を見るとみんなが笑うんですよ。私もそんな一人なのですがね」と満面の笑みを見せ、最後にこう述べた。

「実はデクスターがやってくる前の2年間で、私たちは2匹の犬を安楽死させました。だから瀕死のデクスターにはどんなことがあっても生きて欲しかったのです。」

「困難なことがあっても、デクスターは『ヘイ! 全てうまくいってるよ』という姿勢を崩すことがありません。私は見事に回復した勇敢なデクスターのことを世界中の人に知ってもらいたいですね。だってデクスターを見ていると、『あなたが大丈夫なら、私たちだって逆境を乗り越えられるわ』という気持ちになるのですから。」

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画像は『dexter.the_three_legged_dog 2020年9月10日付Instagram「Wait for it!!!」、2020年12月22日付Instagram「great run today!」、2018年11月13日付Instagram「Find the snowdog in the snow!」』『9News 2021年4月8日付「After accident, dog adapts by learning to walk on hind legs」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • 4/27 7:00
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

2
  • かなこ

    4/27 12:23

    本当に良く頑張って後ろ足で歩いたねo(^o^)oデクスター偉いd(^-^)

  • トリトン

    4/27 10:36

    よく頑張ったね偉い偉😃⤴️

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