就活する人に見てほしい映画7選|転職7回を経験したライターが厳選…

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学生時代はろくに就活もせず、結果7回の転職を経験している筆者が就活生に見てほしい映画を7作ご紹介。おそらく他の記事よりもタメになる情報が少ないかもしれませんが、就活の息抜きにぜひご覧ください。あと筆者のようにならないためにも、就活はマジメにやるのが吉です。

自己PRが学べる?就活映画No.1『ナイトクローラー』(14)

仕事にあぶれたルー(ジェイク・ギレンホール)は、通りかかった事故現場で、凄惨な映像を撮ってはテレビ局に売る報道スクープ専門の映像パパラッチ、通称『ナイトクローラー』という稼業を知る。ルーは早速ビデオカメラを入手。警察無線を傍受し、事件や事故が起こるや素早く現場に駆け付け、現場の様子や被害者をカメラに収めていった。彼が撮った映像が高く売れる一方、テレビ局側の要求もエスカレート。ルーはより過激なものを求め、一線を超えていく。

出典元:https://eiga-board.com/movies/83448

ナイトクローラー

ナイトクローラー

2014年/アメリカ/118分

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『サウスポー』や『プリズナーズ』でも知られるジェイク・ギレンホールが、無職から事故現場を撮影するパパラッチとして成り上がる狂気のサクセスストーリー。最初は定職に就けず、資材を盗んで日銭を稼ぐ日々を過ごしていますが、仕事に就きたい気持ちは就活生も刺激を受けるほど真っすぐ。資材を売った会社でいきなり自己PRを始めたり、事故の映像がお金になると知ると(盗んだ)自転車を売って機材をそろえ、撮影した映像を積極的にテレビ局に売り込んだりします。

仕事に対する姿勢は恐ろしいほど真っすぐですが、ちょいちょい犯罪をするのが玉に瑕(やがてちょっとでは済まなくなるのですが…)。とはいえ仕事に就こうとする姿勢、自分を売り込む勢いなど、何かと就活するうえで参考になるポイントは多数。面接のときは主人公・ルイスのように目は大きく開いて、相手を真っすぐ見るようにしましょう。

営業力が学べる?就活映画No.2『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(16)

1954年、アメリカ。52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。そんなある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはマック(ジョン・キャロル・リンチ)とディック(ニック・オファーマン)の兄弟が経営するハンバーガー店“マクドナルド”があった。合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得、契約を交わすのだった。フランチャイズ化は次々に成功していくが、利益を追求するレイと兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るため、兄弟との全面対決へと突き進んでいく……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/88564

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

2016年/アメリカ/115分

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「飲食業界で就活したい!」そんな方にぜひ見てほしい映画が『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』です。マクドナルドの誕生秘話だけでなく「どのようにマックは全国に広がったのか?」など、事業拡大の背景や人間ドラマがわかる伝記映画となっています。冴えない営業マン、レイ・クロックがマックと出会い「フランチャイズ化」で成功を収める姿は、これから働く就活生にも刺さるはず。特に営業系で仕事を探す人にとって、面接のネタになりそうなくらい波乱万丈なストーリーが待ち受けています。

本作はビジネスマンが見ると興味深い内容ですが、クリエイターなど「何かを生み出す人」が鑑賞すると、ひたすら暗い気持ちになることも…。見る人によって感じ方が異なる作品でもありました。クリエイティブ関係の仕事を探している方はモチベーションが下がりかねないので要注意…。

上司に気に入られるコツ?就活映画No.3『アイリッシュマン』(19)

1940~50年代、全米最強の労働組合指導者として絶大な権力で名声を高めると共に、悪名を轟かせたジミー・ホッファ(アル・パチーノ)。野心的で権力に飢え、犯罪活動に深く関与していたホッファは、1960年代に入ると陪審員買収、贈収賄、詐欺の罪で有罪判決を受ける。5年後、刑務所を出所し、かつての栄光を取り戻そうとしたホッファは、その傲慢さと突飛さから、犯罪組織の取り巻き連中と敵対。一方、裏ビジネスを隠れ蓑に暗躍する裏社会のボス、ラッセル・バファリーノ(ジョー・ペシ)は、退役軍人で冷酷な殺し屋フランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)を犯罪地下組織へと導く。シーランとホッファの仲を取り持ち、友情を育むことを勧めるバファリーノ。だが、それがすべての人間を壊滅的な結果へと導いてゆく……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/93185

アイリッシュマン

アイリッシュマン

2019年/アメリカ/209分

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「マフィア映画を就活生に勧めるなんて…」と思われそうですが、このジャンルの映画は主人公が組織に入って成り上がっていく様子をしっかり描いているため、就活のモチベーションアップに繋がる内容が詰まっています。例えば『アイリッシュマン』の場合、しがない食肉配送ドライバーの主人公が、ひょんなことから知り合ったマフィアに上等な肉をこっそり横流しします。これを気に、マフィアに入ることとなった主人公は大物たちのために、せっせと下働きをするのです。みかじめ料の回収をしたり、ライバル組織の会社を爆破したり…。

就活も何がきっかけで採用になるかわかりません。邪魔者を消したり泥棒まがいなことをしたりしてはいけませんが、本作の主人公のように組織のニーズを知り、それに答えられるスキルを持っておけばスムーズな就活も可能でしょう。入社した後の立ち回りついても学べることが結構あります。

就活試験って大変…就活映画No.4『エグザム』(09)

合格すれば死ぬまで年俸1億円を保証するという大企業の最終就職試験に残った8人の男女が繰り広げる、壮絶な頭脳戦とサバイバルを描く。8人は武装した警備員が監視する密室で、白紙の問題用紙と向き合っていた。80分という制限時間のなか、受験者たちは手を組んだりだましあったりして、必死に試験の問題を見つけようとするが……。

出典元:https://eiga.com/movie/55502/

エグザム

エグザム

2009年/イギリス/101分

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就活するうえで絶対に確認するものが求人情報です。それは仕事内容だけでなく、残業時間やボーナスの有無、福利厚生は充実しているかなど…。そんな中で「就職すれば年俸1億円を死ぬまで約束する」という、とんでもない高待遇の就職試験を描く映画があります。『エグザム』では「与えられる質問は一つ、回答も一つ」という、質問が何かを探ることから始まる難易度MAXの試験が行われます。

ルールを破れば失格になる極限状態の中、みんな就活のために必死です。年俸1億ですから、不採用になった人はこの世の終わりくらい泣きわめいています。(筆者は7回も転職しているので「次があるじゃん?」なんて思ってしまうのですが…)とはいえ、限られた採用枠だからと言って就活生同士が争うのはよくないと学べる映画でもあります。

それにしても「死ぬまで年俸1億円」はいいけど、就職してみたら「死ぬほど残業させられた…」なんてこともも就活あるある…。全然映画と関係ありませんが、給与に「含み残業代40時間」など書かれている場合は、すごい残業をさせられる可能性が高いです。定時で帰ろう!

就職先がないなら起業しちゃう?就活映画No.5『ビジネス・ウォーズ』(15)

社員がたった3人だけの小さな会社が大企業を出し抜こうと悪戦苦闘する姿を描いたコメディドラマ。大企業に勤めるダンは、自分の能力をなかなか認めてくれない上司に業を煮やして会社を飛び出し、起業することを決意。高齢を理由にリストラされたティモシーやおバカな青年マイクと3人で会社を立ち上げる。1年後、ついに大企業との契約目前にまで漕ぎ着けた彼らは、契約成立のためにドイツまで出張することに。ところが、現地でダンの元上司が妨害を仕掛けてきて……。

出典元:https://eiga.com/movie/81927/

就職活動をするうえで、名の知れた大企業を狙うか、今後の成長を見込んでベンチャー企業に就職しようか迷う方もいるでしょう。コメディ映画『ビジネス・ウォーズ』は自分を見下す会社を辞めて起業するサラリーマンの話で、彼に引き抜かれた一人は若手社員。ベンチャー企業で新入社員が立ちまわる参考になるかも…?

とにかく社員同士の距離は近いし、年配の社員からの発言をうっとうしく感じる人もいるかもしれません。それでも本作を見ると、ベンチャー企業や小さい会社なら社員同士の距離が近いのも悪くないと思えます。基本おバカ映画ですが、就活に新たな価値観を見出してくれる可能性もアリ?就活とは別に、かなりド直球な下ネタもかましてくるので、就活に疲れた際の息抜きに鑑賞するのもおすすめです。営業先で恋人を作ろうなど上司はご立腹かもしれませんが、若手社員には夢があっていいなあとも思いました。

その就職先、ヤバくない?就活映画No.6『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』(14)

無職のシングルファザーのデニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)はある日突然、たった2分間の猶予しか与えられずに、長年暮らしてきた家から強制退去させられる。家族の思い出が詰まった家を何としても取り戻そうとするナッシュは金に釣られ、自分たちを追い出した不動産ブローカーのリック・カーパー(マイケル・シャノン)の儲け話に手を染めていく。カーパーは法の穴を抜け、銀行や政府、そしてかつての自分と同じ境遇の人々を巧みに操り、家を差し押さえて大儲けしていた。ナッシュは母親と息子に真実を言えないまま、人々を破綻させ、大金を稼いでいく。しかしやがて、自らも大きな代償を払うことに気づくが……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/85258

ドリーム ホーム 99%を操る男たち

ドリーム ホーム 99%を操る男たち

2014年/アメリカ/112分

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就活をしていく中で「嘘だろ?」と思うほど高収入・好待遇の仕事に出会うかもしれません。しかし就活に限らず、旨い話には裏があるもの。『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』で描かれるのは、職を失ったシングルファーザーが自宅まで差し押さえられてしまう悲劇。しかし主人公は差し押さえた不動産ブローカーに食って掛かると、彼から仕事をもらいます。その仕事は主人公と同じように、人から住宅を差し押さえるという非常に心苦しいもの。それでも給与はすこぶる良いため、家族・お金のためと自分に言い聞かせ、どんどん稼いでいく主人公…。しかし違法すれすれの稼ぎ仕事がずっと続けられるわけもなく…。

本作の場合「何が悪いのか?」と言われれば、一番はリーマン・ショックによる経済の悪化こそ悲劇の始まりです。しかし焦りや不安からやりたくない仕事や適当な仕事に就職すると、精神を徐々に病んでいったり、何度も転職活動をすることに…。どんなささやかな仕事でも、まっとうな職に就けることのありがたみを感じられるラストは必見です。

今も昔も就活って大変…就活映画No.7『大学は出たけれど』(1929)

(C)1929 松竹

就活が大変なのは今に限った話ではありません。1929年に公開された小津安二郎のサイレント映画『大学は出たけれど』では、大卒の就職率がおよそ30%という昭和初期の就活を描きました。(2021年春での内定率は89.5%)大学を卒業しても就職できなかった主人公・野本ですが、プライドの高さが災いし、故郷の母親に就職できたと嘘の電報を送ってしまいます。さらに母親が野本に会いに来たことから、働いているふりをしながら就活をする(しないこともある)ハメに…。

オリジナルは70分の長編ですが、現存しているフィルムは11分のみ。しかし短くても話の流れやコメディ要素も充分楽しめる作品となっています。個人的には「野本の仕事場」とテロップが出た直後、就活中の野本が公園で遊んでいるシーンは現代にも通ずる闇を感じられて好きです。

就活する人に見てほしい!就活映画まとめ

面接

就活をテーマにした映画となれば『何者』や『マイ・インターン』などがあげられますが、全く関係のないジャンルに作品にも、意外と就活に役立つヒントが隠れているものです。特にぶっ飛んだサクセスストーリーは、就職後もお仕事に対するモチベーションアップにも繋がるのでお勧めです。

とはいえ、『ナイトクローラー』や『ドリーム ホーム』の主人公などの影響を受けすぎて、内定欲しさに法を犯さないように気を付けましょう!

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