「この子に言うんじゃなかった…」と感じる恋愛相談へのリアクション9パターン
恋の悩みを女友達に打ち明けたとき、心ない対応をされて嫌な思いをしたことはないでしょうか? いざというとき力になってほしいなら、まず自分が「NGな受け答え」をしていないか、見直したほうがいいかもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身女性278名に聞いたアンケートを参考に「『この子に言うんじゃなかった…』と感じる恋愛相談へのリアクション」をご紹介します。
【1】「ふーん、へー」と気のない相づちを繰り返す
「ぜんぜん相談になってない…」(10代女性)というように、聞いていないのも同然の薄い反応は、相手をガッカリさせてしまうでしょう。もし深刻な話なら失礼極まりないので、ひととおり聞いてからリアクションを決めたほうがよさそうです。
【2】「すっごいわかる!」とろくに話も聞かずに共感を口にする
「自分の悩みが『ありきたり』みたいでへこむ」(10代女性)というように、安易な同調を敏感に察知して落ち込む人もいます。「こういうことだよね?」などと確認すると、きちんと理解していることが伝わりやすくなるでしょう。
【3】「それでそれで?」と下世話な目つきで根掘り葉掘り聞き出そうとする
「おばちゃん化した友人にゲンナリ。話す気が失せた」(20代女性)というように、興味本位の態度をむき出しにすると、相手は心を閉ざしてしまうようです。心配していることを誤解なく示すには、深く聞き入るように耳を傾けるとよさそうです。
【4】「そんな男やめて次、次!」と適当な前向き思考で終わらせようとする
「『自分が同じ状況でもそう思える?』と思わず反論を…」(20代女性)というように、思いつきでポジティブな助言をするのも、嫌がられるようです。ただし、友達がすでに自分なりの決断をしているようなら、明るく勢いづけるのはアリかもしれません。
【5】「私の彼氏の場合は…」と巧みに相談を遮ってのろけ話を始める
「幸せな話、いま聞きたくないんですが!」(10代女性)というように、アドバイスどころか、ただの自慢話を聞かせるようでは、悩んでいる相手にウンザリされても仕方ないでしょう。おしゃべりなタイプの人は、自分ばかりしゃべっていないか、つねに気に掛けたほうがよさそうです。
【6】「ここだけの話だけど…」と他人の秘密を引用して励まそうとする
「私のことも暴露されそう」(20代女性)というように、たとえよかれと思ってした話でも、誰かのプライバシーを明かすのは信用を失うでしょう。誰かのエピソードを引用するなら、詳細を伏せて要点だけ伝えるなど、十分な心配りが必要そうです。
【7】「ほかに好きな子がいるんじゃない?」と無神経な発言で不安をあおる
「悩みを増やさないでよ!」(10代女性)というように、思ったことを率直に言って、さらに友人を傷つける場合もあります。もしズバリ指摘する必要を感じるなら、そこから解決策を見出すまでとことん付き合う覚悟をしましょう。
【8】「男なんてその程度のもの!」と偏見に満ちた男性観を押し付ける
「『彼はそんな人じゃ…』と説得するのにひと苦労。もう相談しない!」(20代女性)というように、独自の価値観で悩みを一刀両断するのも、うっとうしがられるでしょう。むしろ客観的な視点で、友人の混乱を解いてあげるのが理想と言えそうです。
【9】「気分転換に浮気でもすれば?」と身もふたもないアドバイスをする
「本気で言ってるなら人格を疑う」(10代女性)というように、「悪の道」へ誘うような提案をすると、友人として疑問視されかねません。自分なら何を言われたいかを意識して、親身な助言を心がけましょう。
思いやりのない反応は、失望されるだけでなく反感まで買ってしまうようです。たとえ名案が浮かばなくても、共感しながら話を聞くことが重要かもしれません。(安藤美穂)
【調査概要】
期間:2013年12月3日(火)から10日(火)まで
対象:合計278名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査