分譲マンションでご近所クレーム勃発!清掃当番をめぐるムチャぶりにア然
マンションなどの集合住宅の場合、住民たちが交替で共用スペースなどの清掃を行うところもあります。しかし持ち家だと、転勤などで家を残したまま、一時的に引っ越すことも珍しくありません。
住んでいない以上、参加できないので当番から外れるのが普通ですが、それでも文句を言ってくる人もいるようです。
◆転勤で住まない間も掃除当番!?
「飛行機を使わなければ戻れない場所に引っ越してしまったのに『それを言い訳にして掃除当番から抜けるなんてズルいじゃない!』ですからね。まさかそんな風に言われるとは思いませんでした」
そう話すのは、2年前に夫の転勤先である東京に家族で引っ越した高野早苗さん(仮名・44歳)。一家の自宅マンションは札幌にありましたが、任期の3年を終えた後は再び戻ることが確定していたこと、子供が学校の休みの時期は自宅に戻って過ごそうと考えていたため、誰にも貸さずそのままにしておいたそうです。
「でも、子供は新しい友達ができたから離れたがらなくて、夏休みや冬休みの間もずっと東京に残っていました。しかも、ここ1年はコロナの影響で移動どころではなく、結局引っ越してから札幌には一度も帰れていないんです」
もともと住んでいた分譲マンションでは建物内の共用スペースの清掃のほか、外のゴミ拾いや草むしりを住民が持ち回りで担当。当番は2か月に一度でしたが、空き家が増えると残った住民で交替しなければならなかったとか。そのため、次の当番までの間隔が徐々に短くなっていったといいます。
◆ご近所から「ズルい!」とクレームが
「築30年以上の中古マンションなので入居率は8割程度。しかも、ウチのところは冬場の除雪作業も住民がしなければならず、結構な負担になっていました。目の前の道路までは除雪車が入ってくれますが、そこから建物のエントランスまでは手作業が必要なので。
そんな状態のため、私の家が引っ越すとほかの住民の方たちの負担はさらに増えることになります。きっとそれが気に入らなくて文句を言ってきたんだと思います」
家は一応残したままでも、住んでいない家のために清掃作業のために戻れというのはムチャぶりもいいところ。そもそも引っ越しにあたってはマンションの管理組合長に事情を説明し、正式に清掃や除雪の当番を免除してもらったそうです。
「付き合いのあるご近所の方には引っ越し前に菓子折りを持って挨拶にうかがい、『当番の件で負担をかけることになりますが……』とお詫びもしていました。電話で苦情をよこしたのは違う階の同年代の奥さんですけが、付き合いはまったくなくて会釈程度の挨拶を何度か交わした程度です。いくら納得いかないからって直接文句を言ってきたことに驚いちゃって」
◆「住んでなくても当番のために戻ってくるべき!」
早苗さんは管理組合に話を通し、戻ってくるまでの間は当番を免除してもらったことを何度も説明。ところが、相手の女性は「ズルい!」との主張を一方的に繰り返すだけ。あげくの果てには「住んでなくても当番のために戻ってくるべき!」とまで言われたとか。
「感情的にまくし立ててくるだけで話し合いにすらならない。不満があるなら管理組合に伝えてほしいと言っても『あなたが当番を引き受ければいいだけじゃない!』ですからね。対応すればするほどこっちのストレスが溜まるだけだったので、用事があるのでと伝えて途中で切りました」
◆転勤明けに再びマンションに戻るのが不安…
ちなみに引っ越してからも電話やLINEのやりとりをしている親しいご近所さんに話すと、「その奥さん、ほかの方にもカラんだりして問題を起こしているのよ」とマンション内でも訳アリの人物だったことが発覚。そこで登録している番号以外すべて着信拒否するようにスマートフォンの設定を変えたそうです。
「聞いたところによると、問題の奥さんは清掃も除雪も参加はするけど、ほかの住人さんたちが動いている間も自分だけ休んで全然作業をしていないみたい。あれだけ偉そうな態度を取ってきた割には、全然行動がともなっていませんし、ズルいのはどっちだよって言ってやりたいですよ(笑)」
しかし、このまま旦那さんが予定通り任期を終えれば、来春には再び札幌のマンションに戻る予定。例の女性は今も住み続けているそうなので、新たな隣人トラブルに巻き込まれなければいいのですが……。
―シリーズ「ご近所・ママ友とのトラブル」―
<文/トシタカマサ イラスト/カツオ>
住んでいない以上、参加できないので当番から外れるのが普通ですが、それでも文句を言ってくる人もいるようです。
◆転勤で住まない間も掃除当番!?
「飛行機を使わなければ戻れない場所に引っ越してしまったのに『それを言い訳にして掃除当番から抜けるなんてズルいじゃない!』ですからね。まさかそんな風に言われるとは思いませんでした」
そう話すのは、2年前に夫の転勤先である東京に家族で引っ越した高野早苗さん(仮名・44歳)。一家の自宅マンションは札幌にありましたが、任期の3年を終えた後は再び戻ることが確定していたこと、子供が学校の休みの時期は自宅に戻って過ごそうと考えていたため、誰にも貸さずそのままにしておいたそうです。
「でも、子供は新しい友達ができたから離れたがらなくて、夏休みや冬休みの間もずっと東京に残っていました。しかも、ここ1年はコロナの影響で移動どころではなく、結局引っ越してから札幌には一度も帰れていないんです」
もともと住んでいた分譲マンションでは建物内の共用スペースの清掃のほか、外のゴミ拾いや草むしりを住民が持ち回りで担当。当番は2か月に一度でしたが、空き家が増えると残った住民で交替しなければならなかったとか。そのため、次の当番までの間隔が徐々に短くなっていったといいます。
◆ご近所から「ズルい!」とクレームが
「築30年以上の中古マンションなので入居率は8割程度。しかも、ウチのところは冬場の除雪作業も住民がしなければならず、結構な負担になっていました。目の前の道路までは除雪車が入ってくれますが、そこから建物のエントランスまでは手作業が必要なので。
そんな状態のため、私の家が引っ越すとほかの住民の方たちの負担はさらに増えることになります。きっとそれが気に入らなくて文句を言ってきたんだと思います」
家は一応残したままでも、住んでいない家のために清掃作業のために戻れというのはムチャぶりもいいところ。そもそも引っ越しにあたってはマンションの管理組合長に事情を説明し、正式に清掃や除雪の当番を免除してもらったそうです。
「付き合いのあるご近所の方には引っ越し前に菓子折りを持って挨拶にうかがい、『当番の件で負担をかけることになりますが……』とお詫びもしていました。電話で苦情をよこしたのは違う階の同年代の奥さんですけが、付き合いはまったくなくて会釈程度の挨拶を何度か交わした程度です。いくら納得いかないからって直接文句を言ってきたことに驚いちゃって」
◆「住んでなくても当番のために戻ってくるべき!」
早苗さんは管理組合に話を通し、戻ってくるまでの間は当番を免除してもらったことを何度も説明。ところが、相手の女性は「ズルい!」との主張を一方的に繰り返すだけ。あげくの果てには「住んでなくても当番のために戻ってくるべき!」とまで言われたとか。
「感情的にまくし立ててくるだけで話し合いにすらならない。不満があるなら管理組合に伝えてほしいと言っても『あなたが当番を引き受ければいいだけじゃない!』ですからね。対応すればするほどこっちのストレスが溜まるだけだったので、用事があるのでと伝えて途中で切りました」
◆転勤明けに再びマンションに戻るのが不安…
ちなみに引っ越してからも電話やLINEのやりとりをしている親しいご近所さんに話すと、「その奥さん、ほかの方にもカラんだりして問題を起こしているのよ」とマンション内でも訳アリの人物だったことが発覚。そこで登録している番号以外すべて着信拒否するようにスマートフォンの設定を変えたそうです。
「聞いたところによると、問題の奥さんは清掃も除雪も参加はするけど、ほかの住人さんたちが動いている間も自分だけ休んで全然作業をしていないみたい。あれだけ偉そうな態度を取ってきた割には、全然行動がともなっていませんし、ズルいのはどっちだよって言ってやりたいですよ(笑)」
しかし、このまま旦那さんが予定通り任期を終えれば、来春には再び札幌のマンションに戻る予定。例の女性は今も住み続けているそうなので、新たな隣人トラブルに巻き込まれなければいいのですが……。
―シリーズ「ご近所・ママ友とのトラブル」―
<文/トシタカマサ イラスト/カツオ>
