男性の心を波立たせる「微妙な褒め言葉」9パターン
こちらはよかれと思って褒めていても、言い方によっては男性に素直に受け取ってもらえないこともあるようです。気まずいムードを招きたくなければ、「男性に誤解されやすい褒め言葉」を覚えておいたほうがいいでしょう。そこで今回は、10代から20代の独身男性に聞いたアンケートを参考に「男性の心を波立たせる『微妙な褒め言葉』」をご紹介します。
【1】ほかに魅力はないと言われているのに等しい「やさしいね」
「それしか褒めるポイントがないんだなと解釈してしまいます」(20代男性)というように、無難でありきたりな褒め方は、仕方なく褒めているような印象を与えてしまうようです。「この間も荷物を持ってくれたよね」などと具体的なエピソードを添えれば、誤解されずに済むかもしれません。
【2】まるっきり圏外と断定しているかのような「良いパパになりそう」
「『彼氏』を通り越して『パパ』なんですよね」(20代男性)など、異性としての評価をスルーするかのような物言いも、男性を失望させてしまうようです。せめて「良いパパになりそう。お嫁さんになりたい人いっぱいいるんじゃない?」くらいのことは言ってあげたいものです。
【3】人畜無害と評価しているに過ぎない「○○君って話しやすい」
「イケメンと話すときは緊張しまくるクセに!」(20代男性)というように、親しみやすさを評価しているつもりなのに、逆の意味に取られてしまうパターンです。「いつもありがとう。また話を聞いてもらってもいい?」などと心からの感謝を伝えれば、曲解は防げそうです。
【4】恋愛対象として見ていないことが明白な「弟みたい」
「同い年なんですけど…とガックリ来ます」(10代男性)など、年下キャラとしていじる行為も、男性のプライドを傷つけるようです。相手が意図的に弟っぽく振る舞っているのでない限り、年下扱いは慎むべきでしょう。
【5】非モテと見なしていることが前提にある「○○君っていい人だと思うけどなー」
「『けどなー』のあとに何が続くのか。地味に凹みます」(20代男性)というように、褒められ方によって、男性の心は不必要にザワザワしてしまうようです。「いい人だよね。ホントに助かる」くらいに留めておくほうが無難でしょう。
【6】本当にそう思っているのか疑わしい「目が鋭くてイケメンだね」
「どう考えても自分はイケメンじゃないのでモヤッとします」(10代男性)など、褒める理由が妥当でないと、本心を見抜かれてしまうかもしれません。無理に「イケメン」と表現するよりは、同じような特徴を持つ二枚目俳優の名前を挙げるほうが説得力が増しそうです。
【7】ドキドキする要素ゼロと言いきっている「○○君となら混浴風呂入れる」
「オスとしてのフェロモンなし!ってことですよね」(20代男性)など、男性として見られていないという事実は、思った以上のダメージを与えるようです。どうフォローしても嘘くさくなってしまうので、この手の失言には気を付けましょう。
【8】女性を褒めるならわかるけど男性には微妙な「色白だね!」
「ナヨナヨして頼りにならないと暗に匂わせている気がします」(20代男性)など、身体的な特徴を褒めたつもりが、別の意味に受け取られてしまうパターンです。相手の身になって「これを言われて本当にうれしいかな?」と確認してから口に出したいものです。
【9】素直には喜びづらい「○○に似てるって言われない?」
「ちょっと癖のある性格俳優さんだったりすると素直に喜べない」(20代男性)など、「似てる」発言は、引き合いに出す相手によって、けなしているかのように響いてしまう場合があります。「あの役者さん、味があって好きなんだ」などのフォローの言葉とセットで使いましょう。
褒め言葉は、相手によってさまざまな受け取られ方をするもの。「誤解されないかな?」「かえって傷つくかな?」などとワンクッション置いて考えてから、口にするほうが良いかもしれません。(倉田さとみ)