山下智久は新垣結衣、長澤まさみほか、月9で次々と世代代表女優と共演!

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【U25】ジャニーズと共演した女性アイドル列伝

第18回 山下智久(元NEWS) 大物アイドル系女優と続々共演したヒットメーカー

 この連載は、たのきんトリオからSixTONES、Snow Manまで、歴代のジャニーズ事務所所属者(または元所属者)が映画やテレビドラマで共演した女性アイドルの傾向や歴史的意味合いなどを分析していくものである。つまり、男性アイドルを語りつつ、“その共演者”という視点で女性アイドルの歴史も併せて紐解く内容だ。

 なお、女性アイドルの定義はアバウトなものとするが、データが膨大になりすぎることを避けるために年齢制限を設け、対象作品は原則的に男性アイドルが25歳までに出演した映画、テレビドラマに限定する。

 今回は、2020年10月末に電撃的にジャニーズ事務所から離脱した元NEWSの山下智久と、彼が2011年4月までに出演した作品での共演女性アイドルについてまとめたい。

▶山下智久(1985年4月9日生まれ)と同学年の女性アイドル:相武紗季、加藤ローサ、加藤夏希、蒼井優、上戸彩(Z-1)、後藤真希(元モーニング娘。)、満島ひかり(元Folder)、宮崎あおい、市川由衣、篠田麻里子(元AKB48)

■『野ブタ』『クロサギ』のヒロインは堀北真希

『BOYS BE…Jr.』、『熱血恋愛道』、『怖い日曜日』……90年代の終り、日本テレビ系の日曜昼にジャニーズJr.のメンバーが出演するドラマ枠があった。

 これらは原則的にオムニバス形式だったが、1999年5月からは同名の人気コミックを実写化した『っポイ!』という連続ドラマが放送されている。これこそが、山下智久の連続ドラマ初主演作だ。

 この作品には、1997年に人気ゲームを映画化した『ときめきメモリアル』のヒロイン・藤崎詩織を演じて知名度を上げた吹石一恵、チャイドルとして活躍していた前田愛の妹で、翌年に映画『バトル・ロワイアル』のヒロインを演じる前田亜季がヒロイン格で出演していた。

『池袋ウエストゲートパーク』(2000年/TBS系)への端役出演を経て、山下が連続ドラマのメインキャストの1人になった作品が、『カバチタレ!』(2001年/フジテレビ系)だ。

 常盤貴子が演じた主人公の弟役で、高校生ながら最後に結婚を決意する設定があった。その婚約者を演じたのはファッション誌『Ray』(主婦の友社)の専属モデルから女優活動を始めたばかりの香里奈だ。

 山下と香里奈は、翌年に楳図かずおのコミックを大胆にアレンジした『ロング・ラブレター~漂流教室~』(フジテレビ系)でもクラスメイト役で共演している。

 続いて洋食店経営者の家に生まれた4兄弟の末っ子を演じた『ランチの女王』(2002年/フジテレビ系)では、モデル出身の鈴木えみがガールフレンドという設定で登場したが、実は彼女も『ロング・ラブレター~漂流教室~』に出ていた。

 NEWS(当初はNewS)のメンバーとしてCDデビュー(2003年11月)後の山下が最初に出演した連続ドラマ『それは、突然、嵐のように…』(2004年/TBS系)では、既婚の年上女性(江角マキコ)との恋に落ちる現役高校生兼ダンス講師役だった。

 このドラマについて特筆したいのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年/TBS系)出演直前の綾瀬はるかが、山下のガールフレンド役で出演していることだ。その時点の綾瀬は売出し中の若手女優のひとりに過ぎなかった。

 山下の出世作といえば、2021年春より続編が放送されている『ドラゴン桜』(2005年/TBS系)だろう。この作品は、山下とともに龍山高等学校「特進クラス」の生徒役で、現在は“両雄並び立たず”の存在となった長澤まさみと新垣結衣が共演していたことが何よりにトピックだといえる。

 さらに山下人気を圧倒的なものとしたのが、2020年のコロナ禍での地上波再放送が実現した『野ブタ。をプロデュース』(2005年/日本テレビ系)だ。

 この大ヒット作は堀北真希がヒロイン“野ブタ”を演じた。なお、山下は自身の単独初主演作『クロサギ』(2006年/TBS系)、さらにその劇場版『映画 クロサギ』(2008年)でも堀北と共演している。

■月9初主演作では長澤まさみと『ドラゴン桜』以来の共演

 山下は、フジテレビの月曜21時のドラマ枠、いわゆる“月9”の主演作が多い俳優だが(通算5作品)、その最初の作品が幼馴染という設定の男女の恋愛模様が描いた『プロポーズ大作戦』(2007年)だ。ここでは長澤まさみと再共演している。

 3本のテレビシリーズ、2本のスペシャルドラマ、スピンオフドラマ、そして劇場版が制作されたメガヒット作『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)がスタートするのは23歳だった2008年7月のことだ。

 このシリーズは一貫して山下が演じる主人公・藍沢耕作と新垣結衣演じるヒロインの白石恵が恋愛関係に発展することがなかった。ただし、「むしろ、それがいい」「『コード・ブルー』に恋愛はいらない」という声もあるようだ。

 ヒット作を連発し、“数字の取れる主演俳優”となった山下は、更に月9作品『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年)に主演。バスケットボール選手を演じたこのドラマには、北川景子と相武紗季という2人のヒロインが存在した。

 山下にとって2作目の主演映画が25歳の最後に公開された映画『あしたのジョー』だ。もちろん、演じたのはボクサー・矢吹丈の役である。そして、『あしたのジョー』のヒロインといえば、ボクシングジム「白木ジム」も経営する財閥令嬢・白木葉子だが、この役を演じたのは『カバチタレ!』では恋人役で共演した香里奈だった。

 山下は若い頃から多数の作品に出演しており、ヒット作も多く、共演アイドルのメンバーも豪華だ。また、『っポイ!』、『カバチタレ!』、『ロング・ラブレター~漂流教室~』、『ドラゴン桜』、『クロサギ』、『あしたのジョー』とコミック原作ものへの出演が多い。

 ジャニーズ事務所を離れ、国際的な活動を目指している山下は今後、DCやマーベルのコミックを原作とした映画で、海外の大物女優との共演することがあるのだろうか?

(文/ミゾロギ・ダイスケ)

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  • 4/25 10:00
  • 日刊大衆

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