2位レアル、ベティスとスコアレス決着…首位アトレティコに圧力かけられず

 リーガ・エスパニョーラ第32節が24日に行われ、レアル・マドリードとベティスが対戦した。

 27日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のチェルシー戦(1stレグ)を控えている2位レアル・マドリードとベティスの一戦。前節のカディス戦に0-3で勝利したレアル・マドリードと首位アトレティコ・マドリードは勝ち点差3ポイントとなっている。また、レアル・マドリードはMFトニ・クロースとDFセルヒオ・ラモスが招集外となっている。

 試合が始まると、ホームのレアル・マドリードが若干優勢な展開を見せる。25分、エリア内でベンゼマからボールを受けたロドリゴが左足でシュートを放つが、相手ディフェンダーにブロックされる。その直後にはベンゼマがエリア内から狙ったが、GKにセーブされた。

 スコアレスで後半へ折り返したレアル・マドリードは55分、右サイドの高い位置でボールを受けたロドリゴが右足で狙うと、ボールはクロスバーを直撃。クロスに見せかけたシュートで相手ゴールを脅かしたが、得点にはつながらなかった。

 ベティスは57分、自陣エリア付近でボールを奪ってカウンターを発動すると、相手エリア手前までドリブルで運んだディエゴ・ライネスが左足で狙うが、ゴール左に大きく外れる。ベティスは60分にもチャンスを迎える。右サイドからカットインしたギド・ロドリゲスがエリア手前から左足でシュートを放つが、GKティボー・クルトワの正面を突いた。

 レアル・マドリードは74分、ルカ・モドリッチからボールを受けたカゼミーロが右足でミドルシュートを放つが、わずかに右に外れる。レアル・マドリードは77分、マルコ・アセンシオに代えてエデン・アザールを投入。1カ月半ぶりの公式戦復帰となった。

 レアル・マドリードは80分、ビッグチャンスを迎える。右CKからエデル・ミルトンがヘディングで合わせ、こぼれ球を自ら右足で蹴りこむ。しかし、最終的にはカゼミーロがオフサイドとなり、得点につなげることはできなかった。

 試合はこのまま終了。主導権を握ったレアル・マドリードだったが、最後まで点は奪えず。ベティスとスコアレス決着となった。レアル・マドリードと首位アトレティコ・マドリードの暫定勝ち点差は2ポイントで、勝ち点で並ぶことはできなかった。

 次節、レアル・マドリードは5月1日にホームでオサスナと、ベティスは同月2日にアウェイでバジャドリードと対戦する。

【スコア】

レアル・マドリード 0-0 ベティス

2021/4/25 5:52

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