永野、マヂカルラブリーと新ネタを模索!?「俺“ド伏線回収ネタ”やろうかな」
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。4月13日（火）のお客様は、マヂカルラブリー・野田クリスタルさん、村上さんと永野さん。ここでは、伏線回収をしないネタを作る2組が、あらたなネタを模索することに！
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（左から）マヂカルラブリー（野田クリスタルさん、村上さん）、永野さん
◆「“絶対に売れる”と思って」（永野）
村上：永野さんは前の事務所でさまぁ〜ずさんと一緒だったんですよね？ その関係性があるなかで、さまぁ〜ずさんの番組に出てネタをやったら、大竹（一樹）さんに「お前は何が見せたいんだ」って、マジでブチギレられてませんでした？
永野：そうなのよ。意外と度量が狭い方で。
村上：そういうことじゃないですよ（笑）。
永野：知り合いがカラオケに行って、ミスチルを自分が作詞作曲したように歌っていて頭にきた、っていうのを膝を叩きながらやったらちょっとキレられたから。
村上：いや、面白すぎるんですけど（笑）。
永野：でもそのネタで“絶対に売れる”と思って。
◆「俺は永野さんイズムなところがる」（野田）
野田：「マヂカルラブリーno寄席」のネタもめちゃめちゃでしたね。
永野：あれは楽しかったね。
野田：「女性に寄りすぎた芸人」。あのネタはやばかったっすね。
永野：こんな時代によくやるよね。
マヂカルラブリー：ハハハ（笑）。
野田：（3本やっていたうちの）最初1本目の内容がない時点で震えたんですよ、俺は。
3人：ハハハ（笑）。
野田：“がわ”とブリッジしかない状態。
永野：多分マヂカルラブリーにも通じるところだと思うんだけど。やっぱり“がわ”って大事じゃん。
野田：分かる！ 本当に永野さんって“がわ”ですよね。
永野：“がわ”のみ！ 中身が強いやつとか、芯が強い顔とかされたら引いちゃうもん。“がわ”だけでいてほしい。
村上：“マジで考えちゃってんじゃん”みたいなことですか？
永野：そうそう。“マジでやってんじゃねぇよ、お笑いを”みたいな。
野田：俺は本当に永野さんイズムなところがあって。前半のフリが後半に回収されるのとか死ぬほど嫌いなんですよ。
永野：だよね！「“おお！”じゃねえよ」って思うよね。しかも、そういうネタが最近多いよね。
野田：意外にそういうのって作るのが楽じゃないですか？
永野：そうなんだよ。
村上：伏線回収ってコスパが非常にいいですよね。
永野：しかも伏線回収って笑いじゃねえもん。“驚き”だもん。
野田：前半（のフリ）を適当に引っ張って、なにかに辻褄合わせるのって意外と楽な作業じゃないですか。
永野：楽だよね。伏線回収はする？
野田：僕らはしないですね。だけど、この前のM-1グランプリでやったネタも伏線回収部分を入れるかどうか、ちょっとだけ悩んだんですよ。
永野：たしかに。優勝するためには、って考えたらね。
村上：多分、伏線回収をいれた状態で1回は（劇場で）やっていると思いますね。
野田：それもウケはするんですよ。でもやっぱり、自分が急激に冷めますね。
永野：全員で頭が良くなった気になる瞬間があるよね。
村上：そのときの（オチの）ツッコミが「さっきのおじいちゃん！」だったんですけど、それを言うのが恥ずかしくて（笑)。
永野：キラキラしたお客さんたちが“お〜！”ってね。あれ、恥ずかしいからやめてほしい。
野田：でも、これで永野さんがテレビで伏線回収のネタをやっていたら、“やったな”って思いますけどね。
永野：俺、「ド伏線回収ネタ」やろうかな。
村上：逆にないんじゃないですか？ 伏線回収のみに特化したネタ。
永野：それを「マヂカルラブリーno寄席」でやってもいい？
村上：むちゃくちゃおもしろそうだな（笑）。
永野：伏線しか回収しないから、笑いなんか1個もない。
村上：伏線しかない（笑）。
野田：最初にサンマみたいなのを持っていて“ここで使うんだ”みたいな。
村上：そのネタすごいっすわ（笑）。
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＜番組概要＞
番組名：TOKYO SPEAKEASY
放送日時：毎週月-木曜 25:00～26:00
番組Webサイト： https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
