恋は実らなかったけれど、自分を成長させてくれた片想い9パターン

片想いのあとに残るのが心の傷だけではなかったと思えば、少しは前向きな気持ちになれるはず。そこで今回は、10代から20代の独身女性263名に聞いたアンケートを参考に「恋は実らなかったけれど、自分を成長させてくれた片想い」をご紹介します。

【1】ダイエット成功のきっかけになった「イケメンへの片想い」

「本命にはフラれたけど、痩せてからちょっとモテるようになった」(10代女性)というように、男性に好かれるために可愛くなり、恋敗れても次の恋をつかんだケースです。相手を振り返らせるためにしたダイエットは、きっとムダにはならないでしょう。

【2】成績で肩を並べ、意識してもらえるようにがんばった「優等生への片想い」

「一緒の大学を目指したのだけれど、好きな人は落ちちゃった(笑)」(10代女性)というように、好きなカレを振り向かせるために勉強に励んだ結果、予想外の「学力」を身につけた人もいます。勉強はもちろん、部活動や習い事で目立つための努力も、成果につながりやすそうです。

【3】甘酸っぱい気持ちを嫌というほど知った「中学の先輩への片想い」

「何も言葉を交わさないまま卒業。目が合っただけで大事件だった」(20代女性)というように、自分のピュアな部分が嫌であり、また愛おしく感じていたと振り返る声もあります。駆け引きばかりの打算的な恋愛に疲れたときは、当時の記憶を呼び起こすと純粋な気持ちを取り戻せるでしょう。

【4】気を引くためにわざと困らせたりもした「先生への片想い」

「先生に比べたら、同級生の男子なんかガキに見えた(笑)」(20代女性)というように、身近な大人であった「先生」に憧れを抱いた人も多いでしょう。あの手この手で気を引こうとした濃密な時間が、学校生活の充実につながっていたと考えられるかもしれません。

【5】男のズルさを教えてもらった「モテ男への片想い」

「もてあそばれたのは辛かったけど、お陰で大人になれました」(20代女性)というように、悪いイケメンにつかまった経験は、男を見抜く力を伸ばしてくれるでしょう。辛い過去を自分の肥やしにできるようになれば、次の恋を積極的に楽しめるかもしれません。

【6】受け身だった自分が、はじめて自分から告白した「草食系男子への片想い」

「自分から動くことの大切さと、振られる人の痛みも分かった」(10代女性)というように、能動的な恋愛を経験し、人間的に成長できたと語る人もいます。たとえ想いが実らなくても、「自分からも動けるようになった」という事実は、素敵な恋をつかむ上でのアドバンテージになるでしょう。

【7】刺激されて自分まで仕事に一生懸命になれた「同僚への片想い」

「業務に取り組む姿勢が変わったのは財産かも」(20代女性)というように、職場の恋が労働意欲を向上させる場合もあるでしょう。意中の相手に振り向いてもらえなかったとしても、仕事をがんばり、一回りも二回りも大きくなった姿を見ている男性はいるかもしれません。

【8】恋は成就しなくても、その後大親友になれた「男友達への片想い」

「今や一番の相談相手です」(20代女性)というように、失恋して終わったのではなく、「友情」に発展したケースです。自分に思いが残っていれば辛い感情を引きずるかもしれませんが、吹っ切れているのなら、理想的な関係を結ぶことができそうです。

【9】叶わぬ恋でも、心の中でひそかに愛する尊さを知った「友達の彼氏への片思い」

「どうすることもできずに苦しかったけど」(20代女性)というように、決して手出しできない男性を好きになってしまい、思い悩んだことのある人もいるでしょう。一歩引いて大切な友人を応援した冷静な判断力が、いつか自分をもっと大きな幸せへと導くかもしれません。

失恋には自分を成長させるためのヒントがたくさん詰まっているようです。ときには傷つくこともありますが、恋こそ一番の自己啓発と言えるのではないでしょうか。(外山武史)

【調査概要】

期間:2013年12月3日(火)から10日(火)まで

対象:合計263名(10代、20代の独身女性)

地域:全国

方法:インターネット調査

2023/4/24 16:00

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