肉好きが悶絶する肉割烹とは?目の前で匠の技を堪能できる麻布十番の新店へ!
麻布十番商店街沿いにあるビルの地下へと降りれば、別世界へと誘われる。
シックな空間の正体は、2月にオープンしたばかりの『岡田前』という肉割烹。
焼きたて、炊きたて、揚げたてが味わえる、カウンターのみのスペシャルシートを、肉好きの大人たちはその名のとおり“岡田前”と呼んでいる。
※緊急事態宣言の発令に伴い、提供されるメニューや営業時間に変更がある場合がございます。詳しくは店舗にお問い合わせください
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次々と供される、極上和牛の逸品たちに悶絶する
『岡田前』。その店名の通り、肉のスペシャリストでありオーナーシェフの岡田賢一郎さんが、ゲストの目の前で牛タンを捌き、塊肉を焼き上げ、皿へと華麗に盛り付ける。
臨場感溢れるパフォーマンスを存分に楽しめると注目を集める肉割烹だ。
たとえば「メンチカツウニのせ」は、揚げたてのジューシーなメンチに、目の前でたっぷりとウニが乗せられ、ゲストは大いに盛り上がる。
冷たいウニとのコントラストを狙った一品だ。
幸福感で満たされる、三位一体の絶品丼
炊きたての土鍋ご飯で頂く「キャビアのせユッケご飯」はスペシャリテのひとつ。
その日、最も適した部位を使用するので、日によって異なるユッケが出てくるというのもお楽しみだ。
この日の部位はトモサンカク。
上質なキャビアが、これでもかと盛られ、あたたかいご飯に和牛の脂が溶け出して三位一体となる絶品丼だ。
“肉割烹”と謳っているゆえ、和牛をお椀に仕立てた逸品もコースにラインナップ。
この日は牛のコンソメ仕立て。しんじょうと共にいただく、優しい逸品だ。
特注窯で焼き上げられるステーキこそ、この店の醍醐味
『岡田前』の主役である、ステーキ。この日は近江牛サーロイン。
肉厚にカットし、丁寧な火入れで焼き上げたステーキは、程よい噛みごたえと和牛ならではの風味の良さが光る。
他にタンや腿肉など3種を用意する。
怒涛の絶品肉コースを手掛ける、肉の匠とは?
「和牛に憑りつかれた」シェフをひとり占めする贅沢
岡田さんの生まれは大阪。焼肉店に就職後、1993年に『ちゃんと。 心斎橋店』を創業し一世を風靡した。
2015年に就任した西麻布の焼肉店のシェフを経て、自身の店として同店をオープンする。
「和牛は日本が世界に誇る食材のひとつ。その魅力を余すことなく伝えるべく心を込めます」とは岡田さん。
サーロインや腿肉など異なる部位で楽しませるのも岡田流だ。
岡田さんのこだわりのひとつに、スペイン製の炉窯がある。
300度もの高温調理が可能で、紀州備長炭を用いて勢いよく焼き上げる。
大満足のコースは19,800円(サ別)。価格以上の感動が味わえるはずだ。
贅沢でオリジナリティ溢れる和牛料理の数々、そして高温の炉窯を操り焼き上げる職人技。
是非一度、体感してみて欲しい。