「本当に選手のことが心配なら…」ユヴェントスDFダニーロがUEFAに苦言

 ユヴェントスに所属するブラジル代表DFダニーロが欧州スーパーリーグ(ESL)について言及した。23日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 欧州の強豪12クラブは18日、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するチャンピオンズリーグ(CL)に代わる新たな大会として、ESLの創設を発表したが、ファンや選手、政治家などからも猛反発を浴び、一週間を経たずして残るはバルセロナ、レアル・マドリード、ユヴェントスのみとなっている。ダニーロは『スカイスポーツ』の取材に応じ、ESLについて自身の見解を述べた。

「12のクラブが最初、この新しいプロジェクトを受け入れたのは、サッカー界に何らかの変化が必要だと判断したからだと思う。スーパーリーグの計画が正しいものだったかどうかは分からないが、これからは何かを変えるために、またサッカーを救うために、みんなで話し合わなければならない。なぜなら、新型コロナウイルスは生活のあらゆる面に影響を与えていて、サッカーも例外ではないからだ」

 また、ダニーロはUEFAの新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響への対応や、ESL開催への反発の仕方に苦言を呈している。

「もし、本当に選手のことが心配なら、UEFAはパンデミックの最中で困難なときに、僕たちにこれほど多くの移動をさせたり、試合をさせたりはしなかったと思う。サッカー選手である僕にとって、UEFAとFIFA(国際サッカー連盟)に脅されるのは全く気持ちの良いものではなかった」

2021/4/24 3:37

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