チップをもらえず、落ち込む路上ミュージシャンを励ましたのは… 「泣いた」

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コロンビアに住むダンサーのワラ・リコさんは、自宅の窓から町の様子を眺めていました。すると、彼の目に1人のストリートミュージシャンの姿が飛び込んできます。

その男性は信号待ちをしている車やバイクの運転手に向かって、一生懸命に歌を披露していました。

周りの人たちはそんな男性を眺めていますが、誰一人チップをあげる人はおらず、信号が青に変わるとみんな走り去って行きます。

男性はそのまま歩道へと移動。遠目で見ても落胆している様子がうかがえます。

誰も自分のパフォーマンスを喜んでくれる人がいないというのはやりきれないはず。

しかし、そこで唯一の『ファン』が彼を温かく出迎えてくれたのです。

まるで「お疲れさま。かっこよかったよ!」というように、男性に抱きついた1匹の犬。

犬は男性が歌っている姿を歩道からずっと見つめていました。

その様子を撮影していたワラさんは感動し、すぐに外に出て行って男性に声をかけました。

ウェブメディア『The Dodo』によると、歌っていた男性はアンダーソンさんで、彼を見守っていたのは愛犬のマイテといいます。

プロのミュージシャンを目指すアンダーソンさんは生活に余裕がなく、路上で歌って少しでもお金を稼ごうとしていたのです。

彼はどんなに経済的に苦しくても、マイテのことは絶対に手放したくないのだそう。

事情を知ったワラさんは、自分の愛犬であるネグリタとマイテを一緒に動物病院に連れて行ってあげることにしました。

診察の結果、2匹とも健康そのものだったということです。

それからワラさんは、少しでもアンダーソンさんの助けになればと思い、彼のストーリーを自分のSNSでシェアすることにします。

すると動画が拡散され、メディアにも取り上げられて、アンダーソンさんのSNSのフォロワーは一気に数千人も増えたそうです。

アンダーソンさんとマイテが抱き合う動画には、たくさんのコメントが寄せられています。

・なんてピュアな愛情!

・美しい瞬間ね。泣いてしまったわ。

・最初は悲しい気持ちになったけど、最後で感動した。

ワラさんのおかげでアンダーソンさんの暮らしは上向きになっているそうです。

すっかり仲よくなった2人の友情は続いていて、お互いのInstagramには一緒に写った写真や動画がいくつも投稿されています。

必死で頑張っていても努力が報われなかったら、やりきれない気持ちになることもあるでしょう。

そんな時に自分を愛してくれる家族や応援してくれる友人の存在は大きな支えになるはずです。

いつでも精一杯の愛情で癒してくれるマイテと、ワラさんの優しさによって、アンダーソンさんは救われたことでしょうね。

[文・構成/grape編集部]

出典 wara_rico69rebelmusic23The Dodo

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  • grape

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