フェルナンジーニョ、ESL撤退に喜び「フットボールが勝った」

 マンチェスター・Cに所属するブラジル代表MFフェルナンジーニョが、欧州スーパーリーグ(ESL)から撤退したことに喜びを語った。

 ESLは、18日に欧州の強豪12クラブによって創設が発表された。しかし、参加クラブの選手やサポーター、大会不参加のクラブをはじめ、FIFA(国際サッカー連盟)やUEFA(欧州サッカー連盟)、各国連盟などが猛反発。これを受け、20日にマンチェスター・Cをはじめ、プレミアリーグの“ビッグ6”がESLから撤退することを発表した。

 21日に行われたプレミアリーグ第32節のアストン・ヴィラ戦(2-1で勝利)後にESL撤退について聞かれたフェルナンジーニョはイギリスメディア『スカイスポーツ』で、「とてもクレイジーだったね」と語り、クラブが撤退を表明したことに安堵したことを明かした。

「土曜日、FAカップ準決勝でチェルシーに敗れた後、みんな落ち込んでいた。そして月曜日にスーパーリーグが発表された。僕たちは少し驚いたが、最終的に撤退したことは正しいことだったこと思う。選手やクラブを含め、フットボールを愛するすべての人々がスーパーリーグをサポートしていなかったと思う。全てが好転したので、今はとても嬉しく思っている」

「全員にとって驚きだったと思う。もちろん、とても厳しい状況だった。クラブの人たちからなぜ他のクラブと一緒にそこにいるのかその理由を知りたかっただけだと思う。僕たちはそれに反対していることを言いたかったが、選手同士で話し合った結果、クラブの声明を待つことに全員が同意した。フットボールが勝ち、フットボールのファンが勝ったので僕たちは嬉しく思っている」

2021/4/22 13:10

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