STU48中村舞&高雄さやか、4周年コンサートで見た田中皓子の背中

STU48が3月13日に広島サンプラザホールで行った『STU48 4周年コンサート』に密着したドキュメンタリーブック『STU48 4th Anniversary Concert Documentary Book -瀬戸内からの声をのせて-』が4月21日に発売する。それを記念したイベントが都内で開催され、20日の回にはドラフト3期生の中村舞と2期研究生の高雄さやかが参加した。

イベントが始まる前、わずかな時間となったが2人は取材に応じ、ドキュメンタリーブックの見どころや4周年コンサートの思い出、今後の目標を語ってくれた。

―あす21日に発売日される『STU48 4th Anniversary Concert Documentary Book -瀬戸内からの声をのせて-』。見どころを教えてください。

中村舞(以下、中村)

おすすめはステージ上ではなく楽屋の裏側の写真。普段ファンの方が見られない写真もあるのでメンバーの和気あいあいしたカット。ぜひ見てほしいです。

高雄さやか(以下、高雄)

まずこのボリュームにびっくりです。写真だけではなく、メンバーのインタビューも掲載されています。STU48は個性豊かなので一人ひとりのページをじっくり読んでほしいです。

―4周年コンサート、改めて振り返っていかがでしたか?

中村

昼と夜の2公演あってどちらも違うセトリだったんです。私は特に夜の公演が好き。STU48の歴史を辿っていくセトリで、STUが4年間でここまで来たという感じがすごくわかるセトリで自分的にエモかった。感動して泣いちゃいましたね(笑)。またここから再出発するぞって思えるコンサートでした。

私が初選抜させていただいた、セカンドシングルの『風を待つ』は自分的にグッときましたね。当時のことを思い出しましたね。そこから、ドラフト3期生だけの曲があるんですけど、その曲を披露するのが約2年ぶり。ファンの方はあまり見る機会がなかったと思うのでそれもエモかった。そこから『大好きな人』と続いて披露したんですけど、その流れがもうグッときましたね。

高雄

私はもともとSTUというグループが好きだったので、1曲目から感動しっぱなしでした。昼公演は自分的に「挑戦」がテーマで、いままでやったことのない先輩と絡むパフォーマンスが多かった。これからのSTUが楽しみになるようなコンサートでした。

中村

あと有観客だったのでファンの方のペンライトがめちゃくちゃキレイでしたね。その景色が見ることができて私はもう満足。目の前にいてくださることがとてもありがたかったです。声は出せない状況でしたが、うちわや拍手で熱意が伝わってきました。

高雄

マスクはしていますが表情が感じられる。やっぱり無観客と全然違いますね!

―4周年コンサートで印象的だった先輩やパフォーマンスを教えてください。

中村

3月末で卒業された田中皓子さんです。皓子さんが全員で立てるステージは4周年コンサートが最後だった。私は皓子さんのステージがめちゃくちゃ大好き。これまでケガをされて足を痛めていたんですけど、ステージに対する真剣なひたむきさが伝わってきました。最後にその背中が見られてよかったし、全力で踊っている姿を見て私も頑張ろうって思えました。

高雄

私も皓子さんとは同じ姉妹ユニットで『桜、みんなで食べた』をダブルセンターでさせてもらった。個人的にすごくお世話になった先輩なんです。一緒にコンサートができたこともうれしいし、ステージを楽しむことを学びました。あとは始まる前にすごく緊張していたんですけど、石田千穂さんが「楽しもうね」って言ってくれて。緊張を忘れて楽しむことができました。あと、『思い出せる恋をしよう』では先輩方と2期研究生でダンスの振りが違うのですが、一緒に踊れたのが印象深いです。

中村

そうそう、全員で披露するのが初めてだったんです。ワイワイしながらみんなでパフォーマンスできたのもすごい楽しかったよね。

―コンサートでは、半年後に広島サンプラザホールを2期研究生だけでキャパシティ(2000人)を埋めることができれば全員正規メンバーに昇格するというサプライズ発表がありました。

高雄

正直、聞いたときは複雑な思いでした。色んな思いがあったんです。驚きだったり、不安だったり…。でも、いまはすごく前向きに考えられています。2期研究生全員で何かに向かって頑張ることがいままでなかったので、一致団結してもっと絆を深めていけたらいいなって思っています。

中村

私が研究生だったとき、課題を課せられたわけでもなかった。そういう意味で2期研究生ちゃんはノルマあるのがしんどいのでは?と思うんです。でも、私から見ていても2期研究生ちゃんは仲がいい。サプライズ発表の後もみんなで「頑張ろう!」って言い合っていた。私は絶対にいけると思うから頑張ってほしいです。

―今後の目標を教えてください。

中村

コロナ禍でなかなか難しい状況ですが、47都道府県を1ヶ所ずつ巡ってライブできたらいいな。あと、個人のお仕事ですが、出身地の愛媛県で『ビビサタ』という番組のコーナーレギュラーを任せてもらったんです。この前ロケを行ったのですが、なかなか苦戦しちゃって(笑)。釣りロケだったんですけど、私はロケが苦手で…。慣れなくて挑戦する部分も多い。これを機に愛媛の方にもっと知っていただいて、地元にSTU48を広めていきたいです。

高雄

STU48は先輩方も2期研究生も個性的な人が多いんです。自分にはあまり「コレだ!」というものは何もなくって……。自分らしさをこれから見つけだせたらいいなって思いますね。趣味ですか?うーん…私いつも何してるんだろう(笑)。自分にはコレ!というものを、これからじっくり見つけていきたいです。

2021/4/20 19:35

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