欧州のサポーター団体が連名で”スーパーリーグ構想”への反対声明発表

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 フットボール・サポーターズ・ヨーロッパ(FSE)とサポーターグループが、欧州スーパーリーグ構想に対し反対の声明を発表した。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

 FSEが主導し、欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブランキング上位200に位置するクラブのサポーター団体や国内サポーター団体などが連名で非難している。

 欧州スーパーリーグ構想とは、UEFA(欧州サッカー連盟)主催のチャンピオンズリーグ(CL)に対抗するアイディアとして計画されたリーグ戦。欧州の16のビッグクラブが参加し新設されると伝えられており、新型コロナウイルスによるパンデミックの中、放映権の関係もあり報道が過熱している。

 これを受けて、FSEは公式サイト上で声明を掲載した。

「この声明は、UEFAランキング上位200クラブのファン、スーパーリーグを支持すると報じられているクラブのファン、そして過去の欧州大会で優勝したことのあるクラブのファンを含む、幅広い欧州クラブのファンによって連名で発表される。私たちは皆、欧州スーパーリーグの創設に反対するという点で一致している。圧倒的多数のファンは、不人気で、違法、危険なスキームだと考えている」

「これは、スポーツ上のメリット、昇格、国内での成功による欧州大会への出場権、財政的な連帯など、一般的に受け入れられている原則に基づいている欧州のスポーツモデルを破壊するものだ。その過程で、スーパーリーグ構想は、欧州サッカーの経済的基盤を壊し、より多くの富と権力を十数個のエリートクラブの手に集中させることになるだろう」

「私たちは、サッカーが大規模な改革を切実に必要としていることを認識している。しかし、この種の目的達成のために行われる提案は、欧州の競技における競争バランスを復活させ、国内リーグを保護し、ファンの利益を促進し、より公正な収益配分を目指さなければならない。欧州スーパーリーグは、これらの目的のいずれも達成できない。むしろ全くの逆だと考えている」

 このほか、「スポーツのメリットと欧州のコンペティション」、「国内競技を守る」、「ファンとファン文化を守る」、「より公平な収益配分と持続可能性」、「ファンやその他の権利関係者との対話」のトピックで反対の姿勢を明らかにしている。

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