子どもの写真を使った“わが子LINEスタンプ”が流行中。リスクはないのか
自分の子どもの写真でLINEスタンプを作る“わが子スタンプ”作りが、世のママパパたちの間で流行っているようです。「よろしく」「OK!」などの文字と子どもの表情が絶妙に組み合わされていて、ニヤニヤしながら作る親御さんたちの姿が目に浮かぶよう。
微笑ましい流行だな~と思う一方で、「子どものプライバシー面は大丈夫なの?」とお節介ながら気になってしまいます。もし誰でも買える状態にしていたら、大切なお子さんの写真が見知らぬ誰かに“好ましくない使い方”をされてしまう可能性もあるわけですよね。
今回はわが子スタンプの作り方とともに、LINE株式会社に聞いたセキュリティ対策も紹介したいと思います。
◆わが子スタンプは、公式アプリで簡単に作れる
“わが子スタンプ”を作るのに、スキャナや画像編集ソフトは必要ありません。スマートフォンのみでLINEスタンプの制作・申請・販売ができる専用アプリ「LINE Creators Studio」(無料)をダウンロードすればOK。
使うのは子どもの写真だけでなく、ペットの写真や、家族・友人との思い出の一枚でも良いですね。素材を選んだら、写真撮影、写真の切り抜き、ペイントなどアプリ内の機能を使ってカンタンにオリジナルスタンプができあがります。テキストやメッセージ、イラストの追加も可能。
制作したスタンプは、LINEユーザーがLINEスタンプや着せかえを販売・公開できるプラットフォーム「LINE Creators Market」で、LINEによる審査を通過後、「LINE STORE」とLINE内「スタンプショップ」にて販売・購入することができます。ここまで全て、スマホだけで完結!
◆子どものスタンプが、他人に購入される心配は?
でも、家族の写真を使用したプライベートなスタンプが、知らない人に公開されてしまうのは避けたいですよね。“わが子スタンプ”を作る際、安全のためにはどんなことに気をつければよいのでしょうか? LINE株式会社の広報へ問い合わせてみました(以下、<>内すべてLINE広報からの回答)。
公開範囲に関しては、<LINE Creators Studioは、スタンプショップ・LINE STORE上へのスタンプの“公開/非公開”を選択でき、ご家族・お知り合いの間だけで販売することが可能な仕組みとなっております>とのこと。
スタンプ販売時に“非公開”の設定にすれば、制作したスタンプが「LINE STORE」とLINE内「スタンプショップ」の新着・ランキング一覧に表示されず、検索結果でも非表示となります。「なーんだ、こんなに簡単なことならみんな非公開設定してるよね?」と思い、ためしにLINE STORE内のクリエイターズスタンプを検索してみると……けっこうありますね、どこかのお子さんの写真を使ったスタンプたち。もちろん目的は定かではありませんが。
<ただし、URLを知っていれば誰でも購入ページに遷移することは可能です>との注意も。たとえば該当のスタンプを送られたトーク画面やスタンプURLから購入ページへ遷移した場合は、誰でも閲覧・購入が可能となります。
プライベートなスタンプを送る相手には、“うっかりそのスタンプを他人に送ったりしない程度には常識やリテラシーのある人”を選ぶ必要がありますね。家族や親族でもLINEを使い慣れていない人には、「身内にだけ使ってね」とひと言念押ししておいた方が安心かもしれません。
◆審査でNGになってしまう例は? オムツ姿はNG?
「オムツ姿のスタンプは審査が通らなかった」「某有名キャラのTシャツを着た写真がNGになった」「家族以外が勝手にわが子の写真でスタンプを作っていて嫌だった」なんていう話も聞きますが、LINEクリエイターズスタンプの審査はどのようになっているのでしょうか?
<スタンプの作成には、「スタンプ審査ガイドライン」という、必ずクリアしていただく一定の基準を設けております。公序良俗に反する内容のものがリジェクト(却下されること)となったり、スタンプ購入ページ上の通報ボタンから問題報告ができるなどの配慮をしておりますが、写真が無断使用であるか否かは審査チームで完全に把握することは難しく、基本的にはクリエイターさんのマナーや良識のもとにスタンプを作成いただく形となっております>
スタンプ審査ガイドラインでは「犯罪を助長、または奨励するもの」「暴力や子どもの虐待・児童ポルノを描くもの」「肌の露出が多いもの」など、NGとされる基準を約50項目にわたり細かく記載。“オムツ姿”がはじかれるかどうかは明記されていませんが、内容によってはNGなのかも。また「肖像権、パブリシティ権などを侵害しているもの(例:許諾を得ていない人物の顔、似顔絵など)」も不可とされているので、たとえばディズニーキャラクターの服を着た画像は弾かれてしまう可能性がありますね。
写真の無断使用については、たとえばSNSなどで子どもの写真を全体公開していたら、スタンプの無断作成に限らずいくらでもリスクがありますよね。子どもの安全を考えるならば、ネット上での“わが子写真”の扱いについては、常日頃から慎重になるに越したことはありません。
これらの注意点を正しく理解して、安全に“わが子スタンプ”を楽しみたいですね。LINEの広報担当者さんも<お子さまのスタンプはご家族・お知り合い同士の距離を縮め、より関係性を深めるきっかけになると考えております>と、ブームに肯定的でした!
<文/女子SPA!編集部>
微笑ましい流行だな~と思う一方で、「子どものプライバシー面は大丈夫なの?」とお節介ながら気になってしまいます。もし誰でも買える状態にしていたら、大切なお子さんの写真が見知らぬ誰かに“好ましくない使い方”をされてしまう可能性もあるわけですよね。
今回はわが子スタンプの作り方とともに、LINE株式会社に聞いたセキュリティ対策も紹介したいと思います。
◆わが子スタンプは、公式アプリで簡単に作れる
“わが子スタンプ”を作るのに、スキャナや画像編集ソフトは必要ありません。スマートフォンのみでLINEスタンプの制作・申請・販売ができる専用アプリ「LINE Creators Studio」(無料)をダウンロードすればOK。
使うのは子どもの写真だけでなく、ペットの写真や、家族・友人との思い出の一枚でも良いですね。素材を選んだら、写真撮影、写真の切り抜き、ペイントなどアプリ内の機能を使ってカンタンにオリジナルスタンプができあがります。テキストやメッセージ、イラストの追加も可能。
制作したスタンプは、LINEユーザーがLINEスタンプや着せかえを販売・公開できるプラットフォーム「LINE Creators Market」で、LINEによる審査を通過後、「LINE STORE」とLINE内「スタンプショップ」にて販売・購入することができます。ここまで全て、スマホだけで完結!
◆子どものスタンプが、他人に購入される心配は?
でも、家族の写真を使用したプライベートなスタンプが、知らない人に公開されてしまうのは避けたいですよね。“わが子スタンプ”を作る際、安全のためにはどんなことに気をつければよいのでしょうか? LINE株式会社の広報へ問い合わせてみました(以下、<>内すべてLINE広報からの回答)。
公開範囲に関しては、<LINE Creators Studioは、スタンプショップ・LINE STORE上へのスタンプの“公開/非公開”を選択でき、ご家族・お知り合いの間だけで販売することが可能な仕組みとなっております>とのこと。
スタンプ販売時に“非公開”の設定にすれば、制作したスタンプが「LINE STORE」とLINE内「スタンプショップ」の新着・ランキング一覧に表示されず、検索結果でも非表示となります。「なーんだ、こんなに簡単なことならみんな非公開設定してるよね?」と思い、ためしにLINE STORE内のクリエイターズスタンプを検索してみると……けっこうありますね、どこかのお子さんの写真を使ったスタンプたち。もちろん目的は定かではありませんが。
<ただし、URLを知っていれば誰でも購入ページに遷移することは可能です>との注意も。たとえば該当のスタンプを送られたトーク画面やスタンプURLから購入ページへ遷移した場合は、誰でも閲覧・購入が可能となります。
プライベートなスタンプを送る相手には、“うっかりそのスタンプを他人に送ったりしない程度には常識やリテラシーのある人”を選ぶ必要がありますね。家族や親族でもLINEを使い慣れていない人には、「身内にだけ使ってね」とひと言念押ししておいた方が安心かもしれません。
◆審査でNGになってしまう例は? オムツ姿はNG?
「オムツ姿のスタンプは審査が通らなかった」「某有名キャラのTシャツを着た写真がNGになった」「家族以外が勝手にわが子の写真でスタンプを作っていて嫌だった」なんていう話も聞きますが、LINEクリエイターズスタンプの審査はどのようになっているのでしょうか?
<スタンプの作成には、「スタンプ審査ガイドライン」という、必ずクリアしていただく一定の基準を設けております。公序良俗に反する内容のものがリジェクト(却下されること)となったり、スタンプ購入ページ上の通報ボタンから問題報告ができるなどの配慮をしておりますが、写真が無断使用であるか否かは審査チームで完全に把握することは難しく、基本的にはクリエイターさんのマナーや良識のもとにスタンプを作成いただく形となっております>
スタンプ審査ガイドラインでは「犯罪を助長、または奨励するもの」「暴力や子どもの虐待・児童ポルノを描くもの」「肌の露出が多いもの」など、NGとされる基準を約50項目にわたり細かく記載。“オムツ姿”がはじかれるかどうかは明記されていませんが、内容によってはNGなのかも。また「肖像権、パブリシティ権などを侵害しているもの(例:許諾を得ていない人物の顔、似顔絵など)」も不可とされているので、たとえばディズニーキャラクターの服を着た画像は弾かれてしまう可能性がありますね。
写真の無断使用については、たとえばSNSなどで子どもの写真を全体公開していたら、スタンプの無断作成に限らずいくらでもリスクがありますよね。子どもの安全を考えるならば、ネット上での“わが子写真”の扱いについては、常日頃から慎重になるに越したことはありません。
これらの注意点を正しく理解して、安全に“わが子スタンプ”を楽しみたいですね。LINEの広報担当者さんも<お子さまのスタンプはご家族・お知り合い同士の距離を縮め、より関係性を深めるきっかけになると考えております>と、ブームに肯定的でした!
<文/女子SPA!編集部>
