バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）決勝戦のMVPを受賞した。

　国王杯決勝が17日に行われ、バルセロナとアスレティック・ビルバオが対戦した。バルセロナは60分にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制に成功すると、63分に追加点を獲得。68分と72分にはメッシがゴールを挙げ、バルセロナはアスレティック・ビルバオに4－0で勝利を収めた。その結果、バルセロナは3シーズンぶり31度目の国王杯優勝を果たした。

　2ゴールを挙げたメッシは国王杯決勝戦のMVPを受賞。メッシは試合後、クラブ公式サイトを通じて「僕が今まで過ごしてきたこのチームでキャプテンを務めてプレーすることは特別なことだし、優勝カップを持ち上げることも非常に特別なこと」と述べ、次のように試合を振り返った。

「アスレティック・ビルバオは常に4－4－2でプレーし、足の速い選手が多いことは知っていた。前半はボールを大きく動かし、後半はアスレティック・ビルバオの動きが遅くなったからチャンスがたくさんあったね」

「国王杯を制して、リーガでの優勝争いも継続できていることは重要なことだよ。シーズン序盤は難しく、チームは経験不足で多くの勝ち点を失った。それでもチームは強くなり、ここまで来た。エル・クラシコの結果は良くなかったかもしれないけれど、まだリーガでの戦いは続いている」