漫画と現実は違う!ドン引きされる「顎クイ」失敗例9パターン
女性の顎に手を添えてクイッと持ち上げる「顎クイ」が、乙女心をくすぐる動作として脚光を浴びているようです。とはいえ、映画や漫画とは違い、現実世界で実践するには、細心の注意を払う必要がありそうです。そこで今回は、10代から20代の独身女性406名に聞いたアンケートを参考に「漫画と現実は違う!ドン引きされる『顎クイ』失敗例」をご紹介いたします。
【1】勢い余って顎を小突き、痛みを与えてしまう
「慌ててやられても痛いだけ。余裕がないならやらないで!」(10代女性)というように、ソフトタッチで顎を触らないと、女性の反感を買ってしまいます。大きめのワイングラスなどを用意して、事前に繊細かつ大胆な手つきを練習しておきましょう。
【2】意気込みすぎてドスケベ顔で見つめ、不気味に思われてしまう
「鼻の下を伸ばした顔を近づけられるとキモすぎる」(20代女性)というように、あからさまに下心を匂わせると、女性が一気に冷めてしまいます。クールな表情に自信がなければ、口角を上げて爽やかに微笑むなど、女性の警戒心を解く顔で迫りましょう。
【3】緊張して手汗ベトベトの手で触れ、気味悪がられてしまう
「『トイレのあとに手を洗ったのかな』とか、衛生面が気になってしまう」(10代女性)というように、顎に触れる手のコンディションが悪いと、不快な思いをさせてしまうようです。直前にこっそりハンドクリームを塗っておくなど、清潔かつ滑らかな状態にしておきたいところです。
【4】オラオラ口調のつもりが、ただの脅迫として受け取られてしまう
「『俺だけを見ていろ』と上から目線で言われて、ひたすら怖かった」(20代女性)というように、よほどの信頼関係がない限り、命令口調はまずそうです。行動自体が大胆なので、口にするセリフは低姿勢なほうがバランスが良いのではないのでしょうか。
【5】緊張感ゼロの寝癖やジャージ姿で挑み、プライドを傷つけてしまう
「色気のない風貌でやられても嬉しいわけがない。バカにしてるのかと思う」(20代女性)というように、身だしなみにも気を配らないと、あらぬ深読みを招いてしまいます。どうせなら、ビシッとおしゃれして挑むのがマナーだといえそうです。
【6】電車内や公園などでチャレンジして、人目にさらしてしまう
「人が見てる場所でやるのは勘弁してほしい」(10代女性)というように、公衆の面前での「顎クイ」に抵抗がある女性もいるようです。放課後の教室やオフィスの給湯室など、人気のない空間のほうが安心して身を委ねてもらえるのではないでしょうか。
【7】セリフの音量が小さすぎて、「は?」と聞き返されてしまう
「そもそも意表を突かれた状態だし、難しいこと言われても頭に入ってこない」(20代女性)というように、はっきりと聞き取れる「殺し文句」を考えないと微妙な空気になるおそれがあるようです。「俺の彼女になって」など、ストレートな要求をスパッとぶつけると、男らしさを演出できそうです。
【8】終わったあとに自画自賛をして、興醒めさせてしまう
「『今の俺、イケてただろ?』と上から目線で言われて腹が立った」(10代女性)というように、ナルシストっぽい態度のせいで嫌われてしまうパターンです。照れ隠しをしたいなら、「君がかわいいからいけないんだ」などと相手のせいにすると好感度が高いでしょう。
【9】人気少女マンガのセリフを完コピして、思い切り笑われてしまう
「『好きっていいなよ』とか、どっかのタイトルを丸パクりで噴いた」(20代女性)というように、有名なフレーズをそのまま借用するとギャグだと思われる危険があります。「俺を好きになってよ」などと、自分なりに上手なアレンジを加えましょう。
状況がどうあれ、優雅さに欠ける「顎クイ」は女性にドン引きされる傾向があるようです。洗練された動作で女性をウットリさせてあげましょう。(浅原 聡)
【調査概要】
期間:2015年1月8日から15日まで
対象:合計406名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査