EL4強進出も…去就不透明のローマ指揮官がコメント「状況は何も変わらない」

 ローマのパウロ・フォンセカ監督が自身の去就について言及した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ローマはホームでアヤックスと対戦。ファーストレグを2-1で制したローマは後半立ち上がりの49分に失点したが、72分にFWエディン・ジェコがこぼれ球を押し込み1-1で試合終了を迎え、2戦合計3-2で準決勝に駒を進めた。

 チャンピオンズリーグ出場で契約が延長されると報じられるフォンセカ監督。リーグ戦ではわずかな望みを残しているものの7位につけ、難しい状況に。フロント陣は後任を考えていると伝えられ、同監督の去就が不透明となっている。

試合後同監督は自身の去就について言及。「状況は何も変わらない」と語り、目の前の試合に集中しているとコメントした。

「(状況は)何も変わらないよ。来シーズンもローマを率いているかはわからないが、次の試合は指揮しているだろう。いつも言っているように将来のことに興味はない。今の最重要項目は“ローマ”だ。クラブのオーナーとは密に連絡を取り合っているしその存在を感じているよ」

 一方で試合に言及した同監督は上手くコントロールしたとチームのパフォーマンスを称賛しつつ振り返っている。

「敵地では守備面で問題を抱えていたが、今夜はアヤックスをほとんどコントロールしていた。彼らは質の高いチームだったが今夜はディフェンス面で上手くやれた。彼らのようなクオリティの高いチームと対戦するのは難しい。ファーストレグで2-1のアドバンテージを得ていたから現実的な試合をした。正しいアプローチだったとおもうよ」

「これまで準決勝には届かなかったからとても誇らしいよ。特に今はイタリアを代表するチームになったからね。ローマにとって誇り高いことだし全員が幸せだ」

2021/4/16 14:22

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