これ読める?【所謂】一度は聞いたことがある言葉!

今回紹介する難読漢字は「所謂」です。

パッと見難しい漢字ですが、誰でも一度は耳にしたことがある言葉ですよ!

早速、正しい読み方をチェックしていきましょう。

(1)「所謂」の読み方

「所謂」は「いわゆる」と読みます。

普段の生活ではあまり口にすることがないかもしれませんが、ニュース番組やテレビで耳にしたことがある方も多いはずです。

「所謂」は、「世間でいうところの~」という意味を表していますよ。

次は、どうして「所謂」という漢字になったのか由来を紹介します。

(2)「所謂」の由来は?

「所謂」という言葉の由来は、中国の漢文に関係しています。

漢文で表される「所謂」は、「謂う所の」と読まれていました。

読み方としては、「いうところの」と表現されます。

しかし、奈良時代の日本では、「いう」を「ゆる」と表現していたため、「所謂」を「いわゆる」と読むようになりました。

次は、「所謂」と似た言葉や間違いやすい言葉を紹介します。

(3)「所謂」の類語や間違いやすい言葉

「所謂」に似た漢字で表される言葉に「所詮」があります。

似ている漢字を使用しているため、つい間違えてしまいそうですね。

「所詮」は「しょせん」と読みます。

こちらも、テレビドラマや映画で耳にしたことがありますね。

「所詮」は、「結局は~」や「最終的には~」という意味で使用されます。

「所謂」の類語には、「いわば」や「俗にいうと」があります。

どちらも同じような、「一般的にいうと」や「言うなれば」といった意味で使用されています。

似たような意味でも、少しニュアンスが変わってくるので使い方が難しいですね。

今回は、「所謂」の読み方を紹介しました。

似た漢字を使用する言葉も多く、少しややこしいかもしれません。

類語や間違えやすい言葉も合わせてチェックしておきましょう。

(liBae編集部)

2021/4/16 12:00

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