吉岡里帆『レンアイ漫画家』視聴率大爆死、初回で離脱者続出のワケ

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 女優の吉岡里帆(28)がヒロインを演じる、俳優の鈴木亮平(38)主演のドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)の第1話が4月8日に15分拡大で放送され、平均世帯視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)の厳しいスタートとなった。

 同ドラマは、山崎紗也夏の同名漫画が原作。人づきあいが苦手な変わり者の漫画家・苅部清一郎(鈴木亮平)と、夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)という、恋に不器用な2人のハートフルラブコメディ。

 第1話では、あいこが働く「あかり葬祭」で、高校時代の初恋相手だった刈部純(白石隼也/30)の葬儀が営まれていた。あいこは先輩社員から純の息子・レン(岩田琉聖/10)の面倒を見るよう指示される。

 そこに入ってきたのが、黒のパーカーを着た、葬儀にそぐわない風体の清一郎で、純の兄だという。親戚たちは「あんな変態にレンを育てられるのか」などと、母親もいないため1人になったレンの身を案じていて、あいこがその話に気を取られていると、レンがいなくなってしまう。

 あいこは高所で空を見つめているレンを見つけると、その姿に純を重ねる。そして、レンに声をかけると、あいこは高校時代に純に何回も告白して、交際してもらったことなどをレンに明かした。その話を聞いていたのか、清一郎はあいこに「レンアイしろ!」と激しく詰め寄る。

■実写ドラマでは痛々しく映る展開

 驚いたあいこは思わず清一郎を突き飛ばしてケガをさせたため、葬儀社を解雇されてしまう。数日後、職探しに難航するあいこは、清一郎から漫画のネタのために、疑似恋愛のミッションを依頼されて……という展開だった。

 ドラマの公式サイトによると、あいこは気立てが良くてお人よし。人を疑うことを知らずに、ダマされてしまうことが多いという設定で、まわりに振り回されてしまうキャラ。漫画では受け入れられたが、これを生身の吉岡が演じると痛々しく感じてしまう。

 特に、ミッションのために丸の内のOLにふんし、カフェで逆ナンしまくるシーンは、「これじゃあ吉岡里帆がかわいそう過ぎる」と、見ているほうが恥ずかしくなってきて、離脱しそうになったほど。コメディエンヌとしても才能のある吉岡でも、演技として成立させることが難しい、笑えない痛いシーンだった。

 また、鈴木はラブコメ初挑戦で、8日放送の『VS魂』(同局系)で「まだ照れてしまう」と発言しているうえ、コミュニケーション能力に欠ける役柄でもある。そのため、吉岡のコミカルな演技が受け止められずにそのまま流されているようで、“空回り感”が際立ってしまうのが残念だ。

■低視聴率女王の汚名返上なるか

 初回を見る限り、低視聴率の理由は吉岡ではなく、10年前に連載された原作を消化できていない脚本と演出にあるようだ。脚本の松田裕子は『ごくせん』や『東京タラレバ娘』(ともに日本テレビ系)などを手掛けており、今回のような無茶な設定も面白くまとめてくれると思っていたが、期待はずれだったのかもしれない。

 吉岡は過去の主演ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)と『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)が、作品内容の評価は高かったものの低視聴率で終わっており、19年以降は地上波の連ドラからフェイドアウト状態に。

 それもあって、今回の『レンアイ漫画家』は満を持しての出演となったのだが、このままでは“低視聴率女王”の汚名返上は難しそうだ。挽回のカギになるのは鈴木とのコンビネーションで、あいこと清一郎の距離が近くなり、ラブコメならでは“キュン”なやりとりが増えれば空回り感もなくなるだろう。

 また、鈴木の鍛え上げられたマッチョな肉体を披露するシーンにも期待が集まっているかもしれないが、役柄が引きこもり気味な漫画家であるため、矛盾なくシーンを成立させることができるかも心配だ。(ドラマライター/ヤマカワ)

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  • 4/14 8:00
  • 日刊大衆

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この記事のみんなのコメント

4
  • 京極堂 ()

    4/15 18:57

    初回見たけど、これは役者さんのせいじゃなく、脚本が圧倒的に酷い。 鈴木さんと吉岡さんが気の毒。

  • まる☆

    4/15 12:15

    初回観たけど鈴木さんは顔がいかついから体格からしてサスペンス向きよね。吉岡里帆は男にはどう写るか知らんが、何でも計算女が顔に出てるから見てて役に入り込めない

  • いーみ

    4/14 19:19

    私も初回で離脱。なんか、面白くない話だったなぁ。既婚者の鈴木亮平がラブコメっていうのも無理があるかな。

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