ぺこぱ、ギャル曽根、水卜アナも被害者!?TV界に「パクリ番組」爆増中!!

拡大画像を見る

「最近、かなり悪質な“パクリ番組”がテレビ界で横行しています。もはやパロディやオマージュといったレベルではありません」

 こう話すのは、民放キー局関係者。今、テレビ番組に浮上する“パクリ疑惑”は複数あり、しかも、深夜帯などではなく、プライムやゴールデン帯の番組でも行われているというのだ。

 制作会社ディレクターは言う。

「一番ビックリした番組が、TBSの月曜20時枠に放送されている『クイズ!THE違和感』ですね。同番組内で『実録ミステリー違和感』というコーナーがあるのですが、これが日本テレビで放送されている『THE突破ファイル』の『突破交番』に酷似しているんですよ」

『クイズ!THE違和感』は2019年9月に特番として初めて放送。その後、もう一度のお試しを経て2020年4月からレギュラー版がスタートした。一方の『突破ファイル』は、『クイズ!THE違和感』の特番放送の1年前、2018年10月からすでにレギュラー番組としての歩みを始めている。

「『実録ミステリー違和感』は、実際にあった事件を元に作った再現ドラマを見て、クイズに答えるというものです。そして『突破ファイル』は『突破交番』に限らず、初回放送から実際の事件の“突破劇”を再現VTRにし、そこからクイズを出題する形式をとっています。まず構成がそっくりですよね」(前同)

■出演者の傾向も同じ。さらにはナレーターも!!

『実録ミステリー違和感』と『突破ファイル』が酷似している点は、他にもある。

「『突破ファイル』の再現VTRは、EXITの2人やハナコの岡部大さん(31)のように、若年層に人気の若手お笑い芸人が演じることが話題となったんです。そして、『実録ミステリー違和感』も、チョコレートプラネットの長田庄平さん(41)、宮下草薙の宮下兼史鷹さん(30)のように『突破ファイル』の再現VTRの出演経験がある若手芸人が数多く登場しています。また、スタジオの回答者もレギュラー扱いではないものの、両番組共、ぺこぱ、3時のヒロインがよく出演しているんですよね。

 最近だと、3月1日に放送された『実録ミステリー違和感』で、刑務所で実際に起きた脱獄事件を扱っていました。これも、『突破ファイル』の『アメリカンポリス』の再現ドラマで脱獄事件を取り上げたときのパクリではないかと見られています。このときは、回答者に日向坂46のメンバーがいるところまで同じでしたからね」(前出の制作会社ディレクター)

 さらに、出演者だけでなく、なんとナレーターも両番組ともあおい洋一郎氏(57)が務めているのだ。あまりにも類似点が多いのだが、これには理由があるようだ。

「実は、『突破ファイル』も『クイズ!THE違和感』も企画と構成が同じ放送作家が務めているんです。もしかすると、TBSサイドが『突破ファイル』の好調を見て、同番組の放送作家に仕事を依頼し、『クイズ!THE違和感』の制作が始まったということなのかもしれません。

『突破ファイル』は世帯でも10%を超える視聴率を取り、さらに今、テレビ各局が最重要視する13歳から49歳までの“コア層”の視聴率も、横並びで頭一つ抜けている状態です。『クイズ!THE違和感』の特番放送は、『突破ファイル』のレギュラー開始からちょうど1年経った頃。タイミング的にもめちゃくちゃ臭いますね」(前同)

■大食い企画にも疑惑浮上で視聴者も混乱!

“パクリ疑惑番組”はまだまだある。

 フジテレビ系の水曜20時枠で放送されている『林修のニッポンドリル』では、昨年7月から、大食いタレント・ギャル曽根(35)が出演し、グルメ激戦区で特定のメニューを食べてランク付けする『ギャル曽根爆食い番付』という企画がスタート。これまで、東京・赤坂の坦々麺や池袋のハンバーグなどをギャル曽根が食べまくり、番付を決めてきた。

「この企画は、2013年から日本テレビ系で長らく放送されている『有吉ゼミ』の、大盛りグルメの完食を目指す『ギャル曽根軍団VSチャレンジグルメ』のパクリではないか、との声が聞こえてきます。企画の趣旨こそ違うものの、やはりギャル曽根さんに大食いをさせるという点は共通していますよね。

 ネットでも、“『有吉ゼミ』かと思ったわ”“もはやニッポンドリルというか有吉ゼミかな?”といった声もあがっていますよ」(前出の制作会社ディレクター)

■出演者ごと“いただく”ケースも……

 さらに、2015年10月からフジテレビ系でレギュラーで放送されている『世界の何だコレ!?ミステリー』にもパクリ疑惑がかかっているという。

「『世界の何だコレ!?ミステリー』では、社会科の教員免許を持つ、あばれる君(34)が“あばれる先生”として犬山城や出雲大社を訪れて謎を調査し、解説するというコーナーがあります。これが、テレビ東京系の『やりすぎ都市伝説』で2015年9月の放送回から行っている、あばれる君が地域の神話や伝承などを紹介するコーナーのパクリできないか、と言われているんです。

 こちらも双方で完璧に一致しているわけではないですが、日本の歴史に関する話題を、あばれる君が紹介する、という点で一致しています。

 こちらもネット上で、“何だコレミステリーのあばれる君と、やりすぎ都市伝説のあばれる君の違いがわからなくてどっちの番組見てるのか困惑する”“何だコレミステリー、なんだか、やりすぎ都市伝説のテラーとかぶるところも”といった指摘が出ています。

 扱うテーマも同じ、それを紹介するタレントも同じでは、視聴者が混同するのはやむを得ないですよね。むしろ視聴者が混同して見てくれるのを狙ってさえいるのではないかと、このキャストを含めた“丸パクリ疑惑”には業界で厳しい声が飛んでいます」(前出の制作会社ディレクター)

■視聴者大困惑の路線変更&類似指摘

 2月23日、日本テレビ系のバラエティ番組『幸せ!ボンビーガール』で新企画『幸せ!ボンビーLOVE~こんな私でも好きになってくれますか?』が放送された。同番組初となる恋愛ドキュメント企画だったのだが、

「ただ新しいコーナーが始まったのではなく、ロゴやスタジオセット、ナレーター、さらにはレギュラー出演者も水卜麻美アナウンサー(33)と劇団ひとりさん(44)だけに絞るという、従来の『ボンビーガール』とはまったく違ったテイストで放送されたんです。これには、ネット上の視聴者からも困惑の声がかなり上がっていました」(テレビ誌ライター)

 さらに、SNSでは、「ボンビーガールどうした?」といった声のほか、「あざとくて何が悪いのっぽい青赤テロップ」「テラハみたいやん」いった声も寄せられているのだ。

「『ボンビーLOVE』の放送にあたって、文字を青とピンクで囲っているロゴが作られたのですが、これが実は、テレビ朝日系で放送されている人気番組『あざとくて何が悪いの?』のロゴとかなり近いんです。さらに、水卜アナらがおしゃれな部屋のような空間でくつろぎながら行うスタジオトークが、フジテレビ系で放送されていた『テラスハウス』のトークパートと似ているんですよね……」(前同)

■日テレのエース演出家が現場を離れて……

 放送作家は言う。

「パクリ疑惑も出てしまっている『ボンビーLOVE』ですが、これにはちょっと仕方ない事情もあります。1つは、コロナ禍で今までの『ボンビーガール』で行っていたロケ企画が難しくなったこと。もう1つが番組の総合演出の交代なんです。

 これまで『ボンビーガール』の演出は、『天才!志村どうぶつ園』や『鉄腕ダッシュ』も手掛けていた日テレのエース演出家・S氏が務めていたのですが、昨年10月の移動で管理職に異動し、現場から離れてしまったんです。その後、『ボンビーガール』の演出に起用されたのが、演出ほぼ未経験のまだ若い局員だったんです。当事者には酷とも言える人事だった上に、総合演出に就いて早々に緊急事態宣言が発令されてロケが難しくなってしまった。そんな状況で、苦肉の策で『ボンビーLOVE』が生み出されたということのようです」

 厳しい状況の中で誕生した企画『ボンビーLOVE』だが、結果は散々だったようだ。

「『ボンビーLOVE』の初回企画が放送された2月23日の『ボンビーガール』の視聴率は、世帯で5%、個人で2.8%。完結編が放送された3月2日も世帯で5.2%、個人で2.9%。民放の盟主・日テレのプライム帯の番組としては相当厳しい数字ですね。今後、大幅な改善がないとマズそうです……」(前出の制作会社ディレクター)

■“パクリ疑惑番組”は「負ける」!

 視聴率惨敗は『ボンビーガール』に限った話ではない。“パクリ疑惑”が浮上したほかの番組も低視聴率の波が押し寄せてきている。

「『クイズ!THE違和感』は近々の放送の視聴率を見ると、2月15日が世帯5.8%、個人3.4%、3月1日が世帯5.4%、個人3.2%。『ニッポンドリル』は2月17日が世帯5.9%、個人3.4%、2月24日が世帯6.1%、個人3.4%。どちらもゴールデン帯の番組とは思えないほどの数字になってしまっています」(前出の制作会社ディレクター)

 オリジナルを模倣した疑惑が持ち上がっている番組には、視聴者からも厳しい評価が下っているのかもしれない。

「ネットで声が出ているように、やはり視聴者も気がつきますよね。あと、マネされる方の番組サイドも手をこまねいているだけではないでしょう。可能な限り出演者の“縛り”もするでしょうし、いいネタの調査は早くから時間をかけて行うでしょう。また演出面でも“人気の秘訣”のような肝心な部分は、外部に出さないようにしているのではないでしょうか。そういう意味で、やはり“パクリ番組”は本家の“劣化版”になってしまう運命だと思われます」(前同)

■テレビ業界の地盤沈下も関係か

 過去にも、テレビ東京系の人気番組『開運!なんでも鑑定団』を、TBS系の『うたばん』が『うたばんお宝鑑定団』として模倣していたことがあったが、

「あれは、鑑定士も本家と同じ人を起用して、BGMや手順も徹底的に寄せていたので、誰が見てもわかるパロディ企画でしたよね。『うたばん』のように徹底的なパロディはともかく、当時はテレビマンにも良心があって、シレッと丸パクリするようなことはありませんでした。

 ただ、最近はテレビ番組の制作者も減っていて、新しく業界に入ってくる人もADの段階で早々に辞めてしまう。近年、テレビの作り手の質量の低下が叫ばれていますが、そのことが“パクリ番組”の増加ともリンクしているような気がしますね……」(前出の民放キー局関係者)

 テレビ離れが叫ばれる昨今。視聴者は皆、パクリではなく、オリジナリティ溢れる番組が見たいはずだが……。

関連リンク

  • 3/5 7:10
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

この記事のみんなのコメント

1
  • ***

    3/8 19:28

    別にパクり番組でもええやろ。嫌なら見なければ良いだけの事です。非常に簡単な事なんでね、ぐちゃぐちゃ言わなくてもな。

記事の無断転載を禁じます