深田恭子「ルパンの娘」怪し過ぎる岸井ゆきのの言動を検証「エミリ黒幕説」は本当なのか9話

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9月12日に『ルパンの娘』(フジテレビ系)の第9話が放送された。とにかく、橋元エミリ(岸井ゆきの)の言動が怪し過ぎるのだ。

第9話あらすじ……その焼死体は!


三雲華(深田恭子)は、愛する桜庭和馬(瀬戸康史)に手錠をかけられ逮捕されてしまう。華を護送するパトカーが人気のないところに停まり、声を掛けてきた運転席の警察官を見ると、その正体は円城寺輝(大貫勇輔)だった。「僕ではもう華を幸せにしてあげることはできない。華のことをよろしくお願いします」と、円城寺は和馬から依頼されていたのだ。
その後、和馬は一課への異動が無事に決まった。だが、華を取り逃しての異動に和馬は疑問を持つ。和馬はエミリを捕まえ、元警視総監の祖父に人事の裏に何かあるかを聞き出して欲しいと頼んだ。だが、エミリは祖父と話などできないと、和馬の依頼を断った。
一年後、和馬はエミリと婚約して結婚式の準備を進めていた。一方、華も円城寺と交際を始め、プロポーズを受けていた。
そんな中、和馬は捜査一課で新たな事件捜査に乗り出す。飲食店で働く女性が2人連続で、いずれも3人組の男たちに連れ去られるという事件である。そして、華がこの事件の3人目の被害者として拉致されてしまった。
ガスボンベの栓を開放した部屋で1人監禁される華。そこに和馬が救出にやって来る。ドアには鍵がかかっているが、お互いに相手は華と和馬だろうと気付いた2人はドアを挟んで会話を始めた。和馬は「愛する女性を手離し、他の女性と結婚することになった。でも、今でも手離してしまった女性以上に誰かを好きになることは生涯ない」とドア越しに打ち明けた。
その後、戻ってきた犯人たちを和馬は撃退。部屋の鍵を奪った和馬は、意識を失う華を救出した。華が意識を取り戻すとそこは自宅マンションで、すでに和馬の姿はない。尊(渡部篤郎)は、渉(栗原類)の情報から自分たちが助けに行ったと華に伝えた。
後日、テレビを観ていると、河川敷で焼死体が発見されたというニュースが入る。尊は青ざめた表情で、その焼死体は父の巌(麿赤兒)だとつぶやいた。

エミリへの感情が全く見えない和馬


和馬に逮捕され、護送される華。パトカーを運転するのは、警官に扮した円城寺であった。「華のことを頼む」という和馬からの依頼を受けての2人の連携だったのだ。和馬は円城寺が華に思いを寄せていることに気付いている。つまり、すでにこの時点で和馬は華への気持ちに整理をつけていた。

離れ離れになった華と和馬は、それぞれ別の人からのプロポーズを受けた。華は円城寺から、和馬はエミリからだ。
「華の心の中に、まだ彼がいることはわかってる。きっと、この先もずっと華は彼のことを忘れないだろう。だから、僕は彼を思い続ける華ごと受け止めるよ」(円城寺)
「構いません! あの人を思い続けていても構いません。あの人を思い続けるあなたごと、全部私が受け止めます」(エミリ)

奇しくも、両者からのプロポーズは同じような言葉だ。そして、華と和馬の返答は対称的だった。華は円城寺との交際をスタートするが、返事は保留したまま。1年も答えを返さずじまいだ。一方の和馬はエミリと婚約した。
和馬の両親がとるエミリへの態度は華に対するそれとまるで違い、観ててイラッとしてしまう。婚約を経てエミリは見違えるように垢抜けた。印象的だった大きめのメガネを今はかけていない。裸眼になり、視力をぼやかせることで「見ないでください!」の口癖を口にすることはなくなった。

結婚式場の見学に行った和馬とエミリ。式場スタッフに馴れ初めを聞かれ、和馬はこう返答する。
「お互い、付き合い方がよくわからなくて。自然と結婚という流れに……」(和馬)
わからないのに結婚するという心理が解せないのだが。

式場で和馬はエミリに指輪を渡した。エミリは喜びを露わにする。
「満たされる あなたといれば まんぷくだ」(エミリ)
ドラマ『まんぷく』(NHK)で夫婦役を演じていた瀬戸と岸井。朝ドラをブッ込む形で、五七五調にエミリは気持ちを表現した。対する和馬はどうか? エミリに指輪をはめて発した「ぴったりだ」の一言に、あまりにも気持ちが入っていない。事務的な態度に見える。だだ漏れだった華への愛情表現を思い出すと、もはや別人である。

華との交際を警察上層部に指摘された和馬は、査問に掛けられて窮地に陥ったことがある。これ以上交際を続けると、華に危険が襲いかねない。だから「僕では華を幸せにしてあげることはできない」の結論に至り、今の無感情な和馬があるのだ。

辻褄が合わないエミリの言動を列挙


エミリには不可解な点が多過ぎる。元警視総監の孫という血筋でありながら、ノンキャリの和馬と結婚を熱望しているのが不可解だ。捕まえたはずの華を結果的に取り逃がした和馬が、お咎めなしで一課へ異動できたのも解せない。エミリが裏で糸を引いているのでは? 広い人脈を持つ元警視総監が祖父なのに「大々的な披露宴をやるつもりはない」という和馬の意見に賛成するのはなぜか?
「目に異物が入るのは好きじゃない」という理由でコンタクトを入れていないエミリ。眼鏡を外した彼女は何も見えないはず。なのに、美佐子(マルシア)から教わった料理のレシピをスラスラとメモできている。エミリの言動は辻褄の合わないことばかりである。

囁かれる“エミリ黒幕説”


エンディングで、巌が殺害されるという報が入った。遺体は焼死体だ。別人の戸籍を取得して生きる華が元の戸籍主の濡れ衣で命を狙われたのは、伏線だったのではないか? ましてや、巌は身代わりの術が得意である。殺害されたのは、恐らく巌ではない。

巌の遺体発見に端を発するすったもんだは、原作小説の本筋にあたるエピソードだ。それをストーリーのクライマックスに配してきたドラマ版。小説の内容を踏まえると、物語はここから一気にキナ臭くなっていくはずである。
視聴者の間では“エミリ黒幕説”を推す声が多数上がっているが、原作の範疇に留まらなかったドラマ版だけに、どんな結末を迎えるかは全く予想できない。ただ、彼女がキーマンの内の1人でだと断言することはできる。
(寺西ジャジューカ)

『ルパンの娘』
原作:『ルパンの娘』横関大(講談社文庫刊)
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fake
主題歌:サカナクション『モス』(NF Records / Victor Entertainment)
プロデュース:稲葉直人、荒井俊雄
演出:武内英樹、品田俊介、洞功二
制作・著作:フジテレビ第一制作室
※各話、放送後にFODにて配信中

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