林家ペー&パー子夫妻も登場し超豪華! 赤羽馬鹿祭りに行ってきた・後編

 毎年春に東京都北区赤羽で開催される赤羽馬鹿祭り。前夜祭では赤羽の愉快な仲間たちとしこたま飲んで盛り上がったが、メインは本祭である。赤羽小学校前からアーケード街であるララガーデン 赤羽スズラン通りまで、パレードが行われる。

 パレード開始1時間前に場所取りに行った記者。沿道にレジャーシートや折り畳み椅子が続々と用意され始め、まるで某テーマパークのパレードの場所取りのように、皆さんやる気満々である。

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 パレードは音楽パレードと馬鹿踊りパレードの2部に分かれ、12時に音楽パレードが始まった。赤羽の小学生たちによるマーチングバンドの演奏や、地元の団体、ボーイスカウト、ガールスカウトの皆さんによる演奏、高校生や大学生のバトントワリングやチアの演技が披露された。





 なぜか、馬に乗った殿様も優雅に闊歩。



 特別ゲストとして、演歌歌手の細川たかしさんと工藤あやのさんがオープンカーに乗って登場すると、多くの人から声援が送られた。





 続いて、「ソレソレソレソレ!」というかけ声と共に馬鹿祭りパレードが始まった。盆踊りのような曲をロック調に編曲した「馬鹿ロック」に合わせて、城北信用金庫赤羽支店の社員や一番街商店街、スズラン通り商店街の方たちが踊りながら練り歩く。





 中にはヒーローや女装などのコスプレ姿で踊る人たちも。



 あっ! ふなっ、じゃなくて、キ、キタモン……? 北区だからキタモンなのだろう。



 ジブリの団体がやってきた! ずいぶんたくましいもののけ姫だ。



 その後ろにはカオナシと宮崎駿先生が!?



 手作り感満載の猫バスも。行き先は赤羽一番街。



 かわいらしいちびっ子たちが狐に扮した「狐のにぎわい」。



 日本舞踊を思わせる美しい舞いを踊る年配女性たちと、昔ながらの伝統を引き継いだ狐のにぎわい、そして怪しげなコスプレ団体という、まるで統一感のなく、突っ込みどころの多いカオスな空間が面白すぎる。

 さて、皆さんお待ちかね! パレードに毎年登場して通りがヒートアップするあの方の登場だ。赤羽在住の林家ペー&パー子夫妻! スズラン通りが黄色い声援に包まれる。全身ピンクなので、遠くからでもすぐに発見できた。ペーさんもパー子さんも、観客の声援に応えながらも、カメラのシャッターを押す手を止めようとしない。







 最初から最後までパレードを観賞し、何とも言えない達成感に包まれた筆者。一息つこうとワニダ2へビールを飲みに行くと、居合わせた客から、西口に斉藤竜明さんがいるという情報をキャッチ。すぐに赤羽駅西口へ向かった。

 彼は漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』やドキュメンタリー風ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』にも出演した、赤羽在住のシンガーソングライターで「赤羽のポール・ポッツ」とも呼ばれている。生活を極限状態まで切り詰めて音楽活動を行うことでも有名だ。現在は音楽活動の他、北海道伊達市大滝のローカルヒーロー「装甲侍“無頼鬼怨”」(そうこうざむらいぶらきおん)のプロデュースも手がけている。



 斉藤さんの周りには、CDを購入する人やサインを求める人で人だかりができていた。この日、CDは完売したそうだ。斉藤さんの演奏が聴きたく「今日はもう歌わないんですか?」と聞くと、「歌いましょう! 今日まだ歌ってない曲をやろうかな」と、快く歌ってくれた。斉藤さんの澄んだ歌声と妙に耳に残るメロディーに聴き惚れてしまった。



 斉藤さんは取材にも気さくに応じてくれた。プロデュースしている「装甲侍“無頼鬼怨”」の衣装はなんと1体1万円。通常、人気戦隊モノの衣装は1体100万円近くするそうだが、斉藤さんはアイスの棒や園芸用品、拾ってきたヘルメットなどを使用し、格安で仕上げている。ちなみにオリジナル作品『装甲侍“無頼鬼怨”』は大滝ケーブルテレビで放送中だ。



 第60回赤羽馬鹿祭りは、赤羽に人が集い、歌い、踊り、初対面の人同士が笑顔になり、朝から晩まで酒を飲み、夢のような2日間だった。来年の馬鹿祭りも、馬鹿みたいに笑い合えること間違いなしだろう。

(姫野ケイ)

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