たい焼きならぬシーラカンス焼き!? 古代生物の和スイーツが話題に

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 福島県いわき市にある環境水族館「アクアマリンふくしま」で販売されている「ごんべ焼き」がネット上で話題になっている。

 同商品は、古代生物・シーラカンスの姿をしたたい焼き。一般的なたい焼きと比べ、全体的に丸みの少ないフォルムが特徴だ。味の種類は小倉(つぶあん)とクリームの2種類で、価格は1個280円(税込)。

「わさび抜きわさビーフ」開発の苦労話

 Twitter上では「実に美味しそうでカワイイ」「凄い食べたい」「ネーミングが気になります」などの声が上がっている。

 一体なぜシーラカンスに似せたたい焼きを開発したのだろうか。アクアマリンふくしまの広報担当・金成さんに話を聞いてみた。

 「アクアマリンふくしまでは、開館当初からシーラカンスの研究・調査を行っています。2006年には世界で2例目、日本の調査隊としては初めて、シーラカンスの水中撮影に成功しました。そこで、シーラカンスをイメージしたオリジナル商品を開発しようと考え、2008年にごんべ焼きを作ったのです」と経緯を語る。

 独特の型について「金型の原型は安部館長が粘土で作りました。たい焼きの形・イメージを活かしつつも、ヒレの形や口元の造形などシーラカンスの特徴を盛り込んだ形に仕上がっています」とこだわりを明かす。

 ちなみに「ごんべ」という名称はアフリカ・コモロ諸島でのシーラカンスの呼び名「ゴンベッサ」に由来しているという。

 「もともと『ゴンベッサ』は『役に立たない魚』を意味する言葉でした。しかし1938年の発見以来、シーラカンスが貴重な生き物であることが広まるにつれ、釣り上げられたシーラカンスが高値で取引された経緯もあって、次第に意味合いが変化し、今では『幸運を呼ぶ(金になる)魚』を意味します」と「ごんべ」が大変縁起のいい名称だと明かした。

 本商品はアクアマリンふくしまの1階にあるレストラン「アクアクロス」にて購入可能。ほかにもシーラカンスの形をしたアイスモナカ「ごんべあいす(塩バニラ味・チョコ味)」(各300円)やシーラカンスをイメージしたキャラクター「権兵衛(ごんべえ)」のグッズなど、ユニークな商品を取り揃えているとのこと。

 シーラカンスについて学びながら、味わってみてはいかがだろうか。

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  • Scoopie News

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