おやじ●●が主人公『おやじ男優Z』が今秋上映開始!監督を直撃!

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 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014で上映された映画『おやじ男優Z』が今秋一般上映されることになり、映画ファンの間で話題だ。

 ネット上では「役どころもたのしみ 秋がまちどおしいね」「池島ゆたか監督はスゴい。ある意味ピンク映画を背負うつもりで『おやじ男優Z』を撮ったはず。嫌でもピンク映画の監督が撮ったっていう肩書きがついて回ることは想像に容易く、下手なものは撮れないという覚悟があったと思う」などのコメントが寄せられている。

パッケージで台無しのホラー映画

 本作の監督は、Mr.PINKの愛称で親しまれており、数多くのピンク映画で監督を務める池島ゆたか氏。本作は、池島監督にとって初の自主制作映画。男優の中でも最下層に位置する「汁(シル)男優」と呼ばれる、精液を発射する役を演じることになったオヤジ3人とセクシー女優の交流を描いた娯楽エンターテイメントだ。

 今回、池島監督に制作・撮影秘話について聞いてみた。
 池島監督によると、「2012年の夏、某ミニシアターで私の監督デビュー作『ザ・ONANIE レズ』が私の特集の目玉として上映されました。上映後の懇親会の席上で、一人の見知らぬ中年男性が私に近寄り『これを差し上げます。これで映画を撮って下さい』と分厚い封筒を差し出してくれたんです。中には300万円が入っていました。これが資金となり、制作が始まったのです」とのこと。

 本作が誕生したきっかけについては「普通に考えると300万円は大金ですが、映画制作の資金としては決して多くはありません。随分悩みました。そんなとき、以前ピンク映画でやろうとして実現しなかった、緊縛師として著名な有末剛氏による短編小説『おやじ男優ズ』が浮かんできたのです」と教えてくれた。

 「アダルト映像の世界って? 汁男優って何? など、聞いたことはあっても実態は知らない世界を覗く伊丹十三映画的面白さ。そして、人間ドラマとしては山田洋次映画的な人情喜劇の面白さ。その2つのポイントのもと、笑いあり、涙ありの一大エンターテイメントにすることが狙いでした」と見どころを語る。

 『おやじ男優Z』は10月25日より2週間、渋谷ユーロスペースにてレイトショーで公開。11月15日からは大阪のシアターセブンでもレイトショーで公開され、全国に拡大していく予定。この秋は本作を観て、知らない世界をのぞいてみては?

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  • 10/7 15:18
  • Scoopie News

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