甲子園期間中の今こそ読みたい……『甲子園だけが高校野球ではない』

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 甲子園大会はいよいよ準々決勝。気分としては最高潮を迎えるも、間もなく大会が終わってしまう、という寂しさも生まれる頃合いだ。そんな「まだまだ高校野球を味わいたい」という方に向けたオススメの本を、スマホサイト『週刊野球太郎』編集部に教えてもらった。

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 野球は「する」、「観る」に加えて、「読む」という行為でも楽しめるのが特徴。書店のスポーツコーナーに行けば、野球関連本コーナーがあり、高校野球の棚もある場合が多いです。ただ、その多くは選手のデータや過去の名勝負を振り返るものがほとんど。もちろん、それらを読むのも楽しいのですが、テレビの「熱闘甲子園」のように、選手たちのサイドストーリーや、ベンチ外、マネージャー、父兄といった「高校野球周辺の物語」を知りたい、という方も多いと思います。

 そんな方にオススメしたい本が『甲子園だけが高校野球ではない』シリーズ(廣済堂出版)です。2010年に1作目が発売され、これまでシリーズ累計19万部を突破。この夏には、シリーズ3作目となる『最後のプレイボール~甲子園だけが高校野球ではない~』も発売されています。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社)でおなじみの作家・岩崎夏海氏が監修を務め、全国の野球ライターが集めた珠玉の物語がラインナップされています。

 タイトルからも連想できるように、この本に出てくる約20のエピソードの主人公たちは、ほとんど甲子園に縁がなかった球児たち、または監督やマネージャーです。彼らが甲子園には行けずとも、高校野球を通してどんなことを学び、どんな苦しみを経験し、それをどうやって克服してきたのか、というエピソードが綴られています。ある者はケガで試合に出ることすらできず、ある者は震災の影響でチームを離れなければならない、など、その置かれた境遇は読むのも辛くなるものばかり。そんな中でも野球に救われ、野球を通した人間関係で再生していく物語が描かれています。

 野球熱が高まっている今こそ読みたい一冊。時代を超越した普遍的なエピソードばかりなので、これまでのシリーズを一気に読んでみるのもオススメです。

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スマートフォンマガジン『週刊野球太郎』(http://yakyutaro.jp)は、フライの滞空時間を計測し、スイングスピードが速い打者を発掘するなどの甲子園最新情報や、『砂の栄冠』など高校野球漫画を描かれている三田紀房先生や日本ハムの石井裕也投手のインタビュー記事を掲載しています。

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