10人目の助っ人獲得が決定! 楽天が大変なことになっている件

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 楽天の戦力補強が大変なことになっている。7月末日で今季の戦力補強期限が終了。数球団でトレードなどの緊急補強が行われたなか、楽天は7月30日にニック・エバンスの獲得を発表。これで楽天はなんと、今季10人目の助っ人を獲得したことになる。

 過去の歴史を振り返っても、1シーズンで10人も外国人を獲得したケースは異例中の異例だ。いったこれはどういうことか、プロアマ問わず毎日、野球情報を配信しているスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に聞いてみた。

    *   *   *

◎下位に低迷する昨季日本一のチーム

 まずは以下の一覧を見て欲しい。

=投手=
トラビス・ブラックリー
ブライアン・ファルケンボーグ
ルーク・ファンミル
ライナー・クルーズ
セルジオ・ミトレ(育成選手)

=野手=
ニック・エバンス
ザック・ラッツ
ケビン・ユーキリス
アンドリュー・ジョーンズ
ジョン・ボウカー

 ざっと10人。これが今季、契約した助っ人外国人選手だ。ジョーンズ以外は今季から加入した選手であり、開幕時にいたのはそのジョーンズとファルケンボーグ、ファンミル、そしてユーキリスだけだったはずが、気付けばこの大所帯になっていたのだった。

◎原因はあの大物が…

 ではこうなってしまった原因はどこにあるのだろうか。それはズバリ、ユーキリスの途中帰国に尽きるだろう。

 チームの日本一に貢献した助っ人であるケーシー・マギー(マーリンズ)の穴を埋めるため、推定年俸3億円で単年契約したユーキリス。メジャー通算150本塁打の長打力と、“四球のギリシャ神(The Greek God of Walks)”との異名を持つほどの卓越した選球眼で、主砲・ジョーンズの前に出塁してチャンスを広げる役目が期待された。しかし、結果からいうと「期待外れ」の一言に尽きる成績しか残せなかった。

 今季は21試合で打率.215、1本塁打、11打点。4月27日に左足底筋腱炎で出場選手登録を抹消され、米国での再検査と治療を希望して5月7日に一時帰国。未だ、日本への帰国は果たせていない。

◎開幕前の構想は崩れ、立て直し政策も裏目裏目に

 結局、開幕時の構想は崩れ去り、シーズン途中にユーキリスに代わる助っ人選手を獲得する必要に迫られた楽天。5月はじめには昨季まで巨人でプレーしていたボウカーを緊急獲得。さらに6月中旬にはラッツを獲得するも、7月21日の西武戦で死球を受けて右手親指を骨折。全治約6週間と診断され、一軍登録を抹消。さらに代わりの助っ人ニック・エバンスを獲得するはめになった。

 昨季は球団創設以来初となるリーグ制覇、さらに日本一まで登り詰めた犬鷲軍団。しかし、今季は数々のアクシデントが続いている。5月末には星野仙一監督の腰痛や黄色靭帯骨化症が悪化して休養。佐藤義則投手コーチが代理監督に就いたが、7月2日付けで今度は大久保博元2軍監督が1軍監督代理に就任。そして7月24日から再び、星野監督が正式に1軍の指揮を執っている。

 相次ぐ助っ人獲得と、次々と起こる監督交代劇。コーチの配置転換もあり、選手たちも戸惑うことが多いだろう。

 今季のパ・リーグはオリックスとソフトバンクの2強がペナントレースを席巻している。そろそろ100試合に到達し、残りのシーズンは1/3といったところ。まだまだ時間はある。昨季日本一に輝いた意地をみせて、一枚岩になって、巻き返しに期待したい。

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この記事のみんなのコメント

1
  • ヒロクン

    8/5 12:28

    Softbankも昨シーズンもう1チーム作れるんじゃないかっていうくらい外国人を補強したよね。なんとなくいやらしい話金あるねぇ。g

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