甲子園で導入されるかもしれないタイブレークとは? いち早く経験&理解して「甲子園のタイブレーク」議論に加わろう!

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 連日、高校野球、社会人野球、プロ野球と各カテゴリーで熱戦が繰り広げられている。メディア露出は少ないが、東京ドームで行われている社会人の「都市対抗野球大会」も手に汗握る試合ばかりだ。特に延長12回から適用されるタイブレークは、得点が入りやすい状況からはじめることで、常に1点をめぐる攻防が見られ、妙な緊張感がドームを覆う。

 タイブレークといえば、甲子園で導入されるかも? という話題のあのルール。一般的にはなじみの薄いタイブレークをいち早く理解するために、スマホサイト『週刊野球太郎』編集部に話を聞いた。

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 まずは、都市対抗野球大会におけるタイブレークの説明を簡単にします。同点のまま、延長12回を迎えたら、早く試合の決着をつけるために1死満塁からプレーをスタートさせることをタイブレークといいます。また、最初の攻撃(都市対抗では12回)は、任意の打者から攻撃することができる、という攻撃側が有利になる特別ルール。その後のイニングも必ず、1死満塁からはじまるので、試合が終わるまで、緊張感が続いていきます。

 満塁なので、当然、得点は入りやすいですが、同時に内野ゴロなど併殺打で簡単にチェンジになる可能性もあり、攻撃側も守備側も頭を使わなくてはなりません。タイブレークのルールがある大会前には、その対策の練習をする、とよく聞きます。何年も高いレベルでプレーをしている選手や監督でも、チーム内で意識の統一をしないと勝ち上がれない、ということです。

 そんな難しいタイブレークの状況を整理、理解するためにスマホサイト『週刊野球太郎』に搭載されている「GAME ANALYZER」を使ってもらうことをオススメしています。イニング、得点差、アウトカウント、出塁(どこに走者が居るか)を入力すると、その状況を分析して、攻撃側、守備側はそれぞれどんなことを考えるべきか、予想される作戦、攻守にかかるプレッシャーなどを即座に教えてくれます。

 一昨日の23日に行われた、都市対抗野球のJR西日本 vs Hondaの延長13回の攻防を例にして、「GAME ANALYZER」を使い、それぞれの状況を見ていきましょう。

 まず、JR西日本の攻撃。延長13回表なので、「延長」、「表」、「同点」、「1アウト」、満塁なので、「1塁」、「2塁」、「3塁」すべてタップして、「分析を見る」もタップしてください。

 画面が切り替わり、「攻撃側プレッシャー2」、「守備側プレッシャー4」という数字がパッと目に呼び込んできます。得点パターンが多い打者よりも、小さなミス1つで失点の可能性が高い守備側にプレッシャーはかかりやすいのです。

 実際の試合ではフライアウトで2死満塁になりました。この状況を調べてみると、今度は逆に「攻撃側プレッシャー4」、「守備側プレッシャー2」と変わってしまいます。これはタイブレークという状況下で、無得点で表の攻撃が終わるのは、負けに大きく近づくことになるので、攻撃側のプレッシャーが大きくかかるようになります。しかし、この場面で、2点タイムリーヒットを打った石嵜健人(JR西日本)。素晴らしい一打でしたね。

 続いて、裏のHondaの攻撃を見ます。同じように「延長」、「裏」、「2点差」、「ビハインド」、「1アウト」、「1塁」、「2塁」、「3塁」をタップして「GAME ANALYZER」で分析すると、「攻撃側プレッシャー5」、「守備側プレッシャー3」となります。ちなみに、「2アウト」のケースを分析すると、「攻撃側プレッシャー2」、「守備側プレッシャー2」と両方ともに落ち着いた数値に変わります。なぜ、攻撃側プレッシャーも下がるかについては、たしかに2死のほうが追い込まれた状況ですが、「打つ」ことだけに集中できます。1死の場合は、併殺打になってはいけない、フライを打つにしても、きっちり飛ばさないと、また、できれば二塁走者を進められたら……など制約や考えることが多いだけに、プレッシャーも大きくなります。


 これまで出てきた条件以外でも使うことができる「GAME ANALYZER」は、1つアウトが変わるだけで、プレッシャーも大きく変わっていく、すべてのシチュエーション2400通りについて調べられます。甲子園でタイブレークがどんな条件で導入されたとしても、必ず分析可能です。タイブレーク以外でも「この状況はどう攻めるのか、どう守るのか」と気になったら、『週刊野球太郎』内の「GAME ANALYZER」で遊んでみるのもいいかもしれません。

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