“機関車男”に転身した、スーパーカー・屋鋪要

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 今日、6月11日が誕生日の野球人をご存知だろうか。「スーパーカートリオ」として一世を風靡し、大洋、巨人で活躍した屋鋪要氏だ。そんな男が、今は機関車に夢中な人生を歩んでいるという。野球界のうんちくに詳しい『週刊野球太郎』編集部、スーパーカーから機関車男に転身した屋鋪要伝説を聞いた。

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 盗塁王を3度獲得。大洋時代には高木豊、加藤博一とともに「スーパーカートリオ」として活躍した屋鋪要氏が今年、なんとも不思議な本を上梓しました。その名も『屋鋪要の保存蒸機完全制覇』(ネコ・パブリッシング)。雑誌『Rail Magazine』で連載された「目指せ!打率10割 屋鋪要の保存蒸機撮りつぶし」を一冊にまとめたものです。

 実は子どものころから機関車好きだったという屋鋪氏は、野球教室や講演などで全国をまわる傍ら、その訪ねた土地にある蒸気機関車の写真を撮ることを趣味としています。この本の中では、2006年4月から2013年6月にかけて、全国にある「保存蒸気機関車」601車輛の写真が全て収められています。

 もちろん、プロで18年活躍した野球人・屋鋪要だからこその「野球トーク」もさりげない間隔で収められているのが野球ファンにとってはたまりません。機関車写真が続く中でなぜか突然、挿入される江川卓との雨中の対決シーンなど、油断のならない構成になっています。

 また、同じ機関車マニアである前原誠司議員との巻頭対談「わが青春の蒸気機関車」の中でもこんなやり取りがあります。

屋鋪「赤星(憲広)くん、松井稼頭央くん、荒木雅博くんが私の327盗塁の記録を抜いて、現在、私は歴代22位です」
前原「ところで、保存機には327号機があるのでしょうか」

 この脈絡のなく野球と機関車の間を行ったり来たりする会話のキャッチボールも本書の注目点です。

 趣味人が多い球界関係者にとって、「趣味を極めれば本も出せるのか!?」と希望を持たせる内容になっているのではないでしょうか。

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