ド迫力! 助っ人選手同士のガチンコ対決!! “最狂”の助っ人は誰だ!?

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 開幕から20試合余りを消化したプロ野球。最近の話題を集めたのが、16日のヤクルトvs巨人での出来事だ。9回裏2死、ストッパーとしてマウンドに上がったマシソン(巨人)が、バレンティン(ヤクルト)に同点ソロとなる一発を浴びた。ダイヤモンドを一周するバレンティンに対して、悔しさ余るマシソンが小言を浴びせて挑発。怒ったバレンティンはホームイン後、マシソンに歩み寄って両者が小競り合い、両軍入り乱れる乱闘に発展したのだった。

 外国人選手はいろいろな面で日本人選手とは違ったところがあるので、とても頼もしい戦力である。しかしその反面、熱くなりやすい性格の持ち主も多く、過去に起こした試合中の“乱闘事件”は数え切れないくらいある。プロ野球の歴史に詳しい『週刊野球太郎』編集部に、過去の助っ人たちが起こした乱闘事件について聞いてみた。

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◎因縁の対決?

 日本人選手と比べて体格、腕力ともに勝る助っ人外国人選手。その2人が巻き起こす乱闘事件は迫力満点だ。2002(平成14)年6月2日、西武ドームで行われた西武vs日本ハムの5回裏、日本ハムの先発・ミラバルの投球が西武・カブレラの左腕に。怒ったカブレラはミラバルに詰め寄って胸を突き、乱闘がスタート。188センチ89キロのミラバルと、185センチ100キロのカブレラの喧嘩を制止する日本人選手たちが役に立たないほど、2人の巨漢助っ人は派手に乱闘した。

 実はこの2人には因縁があった。日本でプレーする前の1999(平成11)年、台湾のプロ野球・和信ホエールズ(当時のチーム名/現在は解散)でチームメイトだった2人は当時から仲が悪く、しょっちゅう諍いをおこしていた。

 台湾でのある夜、少し強い地震が起きた際に、地震嫌いのカブレラは急いで宿泊していたホテルから飛び出した。その様子を隣室から見ていたミラバルがからかったのが、犬猿の仲になった理由だという。それから日本でプレーするようになってからも、その関係は変わらなかったようだ。

◎ヤジに激高! スタンドまで殴り込んだ助っ人

 選手同士の乱闘事件とは異なるが、過去にはこんなバトルもあった。1961(昭和36)年6月3日に行われた阪急vs近鉄の5回表、事件は起こった。近鉄のセカンドを守っていたブルームがゴロをさばいた時、内野スタンドからアメリカ人を差別する汚いヤジが飛んだ。これに激高したブルームは試合中にもかかわらず、一塁側スタンドに駆け上がってヤジの主の元へ。その観客を突き倒し、スパイクで蹴りつけたという。

 その後はベンチに連れ戻され、退場宣告を受けたブルーム。7日間の出場停止と罰金5万円が課せられた。さらにファンへの暴行という前代未聞の出来事に、刑事処分も検討された。しかし、ヤジの内容があまりに酷く、そのファンは悪質ヤジの常習犯でもあったことから、処分は見送られたという。

◎プロ野球史上“最狂”の助っ人は?

 長い歴史を誇る日本プロ野球のなかには、さまざまなトラブルを起こした助っ人たちがいた。前述した他にも1998(平成10)年7月31日の甲子園球場で行われた阪神vs巨人では、審判の判定にイラついた巨人・ガルベスが投手交代の際、球審に向かってボールを投げつけたこともあった。

 歴代にあまたいる助っ人外国人選手のなかで、最も乱暴だった選手は誰か。いろいろな意見があるだろうが、ここでは1990(平成2)年に中日に入団したベニー・ディステファーノを推したい。米国時代からその性格の荒さはお墨付きで、“ベニー・エキサイティング”というあだ名が付いていたほど。来日後も凡打した後にベンチ裏で暴れるなど、その暴れっぷりは際立っていた。3月15日の西武とのオープン戦では死球に激怒し、制止しようとした相手捕手の顔面を何発も殴打して退場処分に。公式戦であればまだわかるが、オープン戦での暴力行為による退場は史上初であった。

 開幕戦には来日初打席初本塁打を放つもその後は不振に陥り、シーズン途中の8月に解雇されてしまったディステファーノ。退団前の試合では審判のジャッジに怒って、球場のベンチ設備を破壊。球団側から罰金が課せられたが、シーズン途中の解雇により罰金は払われないままと帰国してしまった。

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