アート界のスイーツ王子・渡辺おさむが制作する「フェイク・クリーム・アート」が話題に

 “アート界のスイーツ王子”という異名を持つアーティスト・渡辺おさむさんの作品が、「おいしそうでかわいい」として女性を中心に話題を集めている。

 渡辺さんの作風は「フェイク・クリーム・アート」と呼ばれるもの。本物そっくりなクリームやスイーツを、食品サンプル技術で表現。あらゆるものにデコレーションして、ヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家のような、メルヘンな世界観に仕上げている。

 ネットでは「渡辺おさむ先生のフェイククリームアート、んぎゃわいぃぃ。写真撮りまくった」「タイトルもヴィジュアルも強烈」「かわいい、おいしそう、ほしい」などと絶賛され、特に女性ファンの心を虜にしている。

 そこで「フェイク・クリーム・アート」をはじめたきっかけについて、渡辺さんご本人に尋ねた。

 「もともとは、母がお菓子の教室を開いていて、マカロンやホイップクリームなどは幼いころから身近なものでした」とスイーツとの出会いを語る渡辺さん。今の作風が生まれたきっかけを「ある日、美術制作に使うモデリングペーストがクリームと似ていると気づき、それを使ってフェイクスイーツを制作するようになりました」と明かしてくれた。

 フェイク・クリーム・アートは「食べ物と違って半永久的に形を残せるので、いろいろな人に作品を見てもらえるのがいい点」とのこと。「誰にでも親しみやすさや、幸せな記憶があるのがお菓子なので、楽しい記憶を思い起こしたり、幸せな気持ちになってほしい」と語った。

 渡辺さんは4月12日から、過去最大規模の個展を開催中。巨大なジオラマ作品や、3メートル近いキリンをデコレーションした作品などを展示し、展覧会限定グッズも販売する。

 最後に、「このスタイルの作品を作り続けて14年。10年以上応援して下さる方もいらっしゃるので、ファンの方々が展覧会を見に来て下さるのが、制作の励みです。これからも建築やファッション、広告の世界などいろいろな業種とのコラボも積極的に行い、自分の世界をクリームが増殖するように、広げていきたいので、いろいろなところで作品を見ていただけたら」と、今後の展望を語ってくれた。

●渡辺おさむ
1980年生まれ。山口県出身。2003年、東京造形大学デザイン学科卒。スイーツデコをアートに昇華させた第一人者。

●イベント概要
4月12日(土)~6月22日(日)、高崎市美術館にて『お菓子の王国 ―スイート・ファンタジー・クエスト―』を開催
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014030600046/

画像をもっと見る

関連リンク

  • 4/15 21:30
  • Scoopie News

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます