オープン戦だけど阪神は6連敗……ここで昨季のプロ野球連敗の“呪い”について調べてみた

 プロ野球はオープン戦も中盤に差し掛かり、各球団の仕上がり具合が見えてくる時期だ。3月8日にはヤクルトがオープン戦6戦目にして初勝利をマーク。小川淳司監督は「オープン戦とはいえど、ひとつ勝てて良かった」と本音を漏らした。前日7日、甲子園球場では阪神がロッテに敗れて、阪神がオープン戦5試合を消化して1分4敗と未だ勝ち星なし。これは34年ぶりの珍事だという。その後、2連敗で3月9日終了時点で6連敗となってしまった。

 シーズンが始まれば、応援している球団の連敗は余計に気になるところだ。『別冊野球太郎2014球春号~プロ野球呪いのハンドブック』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版) では、この「連敗」に関するデータに注目。連敗がシーズンに与える悪影響について分析したという。この本を編集した『野球太郎』編集部に、その“連敗の呪い”について聞いてみた。

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◎昨季のパ・リーグワーストは日本ハムの9連敗

 日本ハムは5月4日の西武戦から交流戦開幕カードの中日戦まで、9連敗を喫してしまった。9試合中7試合で先発投手に負けがつき、この7試合の平均得点はわずか1.57と打線が沈黙。エース級の吉川光夫や武田勝が登板しても、この打線では連敗も仕方がないところか。

 さらに日本ハムはパ・リーグでは唯一、5連敗以上を3度も経験。これでは最下位も致し方ない。今シーズンはいかに連敗を防ぐか、といったところがポイントになりそうだ。

◎セ・リーグではDeNAの9連敗が最多

 一方のセ・リーグでは7月31日の広島戦から8月10日のヤクルト戦まで勝てなかったDeNAの9連敗が記録として残る。こちらは先発投手に負けがついたのは4試合で、連敗中の9試合の平均得点は4.66と高かった。DeNAの場合は、明らかに投手陣の崩壊が原因といえるだろう。

 しかし、オープン戦序盤ながら、ここまでのDeNAは投手陣が厚みを増した印象がある。阪神からFA移籍の久保康友、ドラフト2位の平田真吾と4位の三上朋也らの新戦力も1軍で使えるメドが立ちそうだ。また2年目の三嶋一輝と井納翔一も、昨季以上の活躍をみせてくれるだろう。

◎目安として6連敗以上が危険領域!

 昨季は12球団全てが、5連敗以上を喫した。その中で、両リーグとも1位と2位のチームは5連敗が1度だけであり、セ・リーグ4位の中日も5連敗が1度だけだった。

 さらに昨季セ・リーグ最下位に沈んだヤクルトは、6連敗が最大だが5連敗以上を5度も経験。前述した日本ハムの例も含めると、やはり5連敗以上を何度も経験すると、ペナントレースの順位に大きく影響する……という仮説を立てられる。

 今シーズンは連敗しても5連敗で止めるチームが、ペナントレース上位に食い込むのか、注目してみよう。そして自分の応援するチームの連敗が5連敗で止まるように祈ろう。

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