ロッテ、西武、巨人を襲った「敵地スタジアムの呪い」とは何か?~上位チームでも起こった悲劇

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 オープン戦真っ盛りのプロ野球。各ホーム球場にも、球音とファンの歓声が戻ってくる時期だ。プロ野球にはホームとロード(敵地)があり、一般的にはロードを苦手とする球団は多い。しかし、さらにデータを掘り下げると、苦手どころか鬼門、または呪われているとしか思えないほど力が発揮できない球場というものも存在する。そこで、『別冊野球太郎2014球春号~プロ野球呪いのハンドブック』(発行・イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム/発売・廣済堂出版)を編集した『野球太郎』編集部に、「スタジアムの呪い」について話を聞いた。

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 昨シーズン、ある特定の球場で全く力を発揮できなかった球団が3チームある。千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、そして意外なことに読売ジャイアンツだ。順を追って掘り下げてみよう。

【ロッテ:仙台の呪い】

 昨季、楽天の本拠地・クリネックススタジアム宮城(今季から「楽天Koboスタジアム宮城」)で全く力を発揮できなかったのがロッテだ。2勝10敗、勝率わずか.167という悲惨なものだった。

 実はこの相性の悪さ、去年だけのことではなく、球場名が「クリネックススタジアム宮城」に変わった2008年以降、5年間で勝率.317を大きく負け越している。ところが、球場名が「フルキャストスタジアム宮城」だった時代(2005~2007年)の勝率は.714と大きく勝ち越し。土地というよりも名前に呪われていたのか? 球場名称が再び変わって迎える今シーズン、果たして呪いは解けるのか? ロッテの仙台での戦いぶりに注目だ。

【西武:福岡の呪い】

 ソフトバンクの本拠地・福岡 ヤフオク!ドームに呪われていたのが西武。昨季だけを見ても2勝7敗、勝率.222。さらにさかのぼると、3年連続でソフトバンク戦に負け越している。パ・リーグの本拠地ではもっともホームランの出にくい球場である福岡 ヤフオク!ドーム。昨季、パ・リーグでもっとも本塁打数の少なかった西武だけに、ますます得点力が奪われてしまったのか? 本塁打王4回の中村剛也が復帰する今シーズン、「福岡の呪い」が解けるのか、気になるところだ。

【巨人:神宮の呪い

 昨季、圧倒的な強さでセ・リーグを制した巨人。ホーム・ロード関係なく強さを発揮した印象があるものの、唯一勝ち越しできなかったのが神宮球場だった。しかも、2勝7敗、勝率.222という完敗。他の4チームは最下位ヤクルト相手ということもあって神宮球場で勝ち越しており、まさに巨人にとってだけの鬼門だった。積極補強を重ねた今季は一体どうなるか!?

 こうした「スタジアムという呪い」に立ち向かうのはもちろん選手たち。だが、ファンの声援という後押しも、間違いなくモチベーションにつながるはずだ。今季はホームだけでなく、ロード・敵地でも今まで以上に声援を送ってみてはいかがだろうか。

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