楽天に入団が決まったユーキリスとかいう外人はそんなにスゴいの?

 12月21日、楽天から公式に発表されたニュースは、日米のプロ野球ファンを大いに驚かせた。バリバリの現役メジャーリーガーであるケビン・ユーキリスが、来シーズンは楽天でプレーするというのだ。

 TwitterなどのSNS上では野球ファンたちから「ウソだろ?」、「マジかよ!」という言葉が溢れ、海外でも話題になったという。そんなにユーキリスという選手が、日本のプロ野球に助っ人として来日することは驚くべきことなのか? オフシーズンもプロ野球情報満載のスマホサイト『週刊野球太郎』編集部に、ユーキリス選手とはいったい何者なのか聞いてみた(契約金などの金額はすべて推定)。

     *   *   *

【ニックネームは「四球のギリシャ神」?】

 ユーキリスは1979年3月15日、米国生まれの34歳。右投げ右打ちで主に三塁や一塁を守る。2004年にボストン・レッドソックスでメジャーデビュー。主軸打者として活躍し、2007年には松坂大輔(現メッツFA)、岡島秀樹(現ソフトバンク)らとワールドシリーズ制覇に貢献した偉大な選手だ。

 特長はなんといっても、その選球眼の良さにある。2003年に米国でベストセラーになり、日本でも話題になった「マネー・ボール」では、アスレチックスのビーンGMが注目した選手として物語にも登場。ユーキリスというギリシャ系の姓から「四球のギリシャ神(The Greek God of Walks)」と命名されたほど、選球が良く、出塁率が高い選手だ。

【長打力も魅力! ハンク・アーロン賞も受賞】

 2008年には打率.312、29本塁打、115打点をマーク。その年の最も優秀な打者に贈られるハンク・アーロン賞を受賞。2009年のWBCでは米国代表の4番を務めたユーキリスは、7年連続で2ケタ本塁打を放つなど、メジャー通算1061試合で打率.281、618打点、150本塁打を誇る長打力も魅力だ。

【気になる契約内容は? そして活躍はするのか?】

 一部報道では、楽天とは単年契約で、契約金含む年俸3億円で合意したとのこと。家族とともに1月下旬に来日し、家族揃って日本で生活する予定だという。この決断は、ユーキリス本人よりも、奥さんが「日本で生活することは子どもたちにもいい経験になる」と促したようだ。

 今シーズン、中軸打者として活躍したマギーが退団(その後、マーリンズと契約したと発表された)した楽天としては、その穴を埋める戦力として期待しているという。

 マギーと比べれば、ユーキリスのほうが比べものにならないくらいMLBでの実績を残しており、米国の野球ファンの間でも人気がある選手だ。しかし、気になるのが今年6月に手術を受けた腰の状態。その影響で今シーズンは28試合の出場にとどまり、どこまで復活しているか? が気がかりな点として挙げられる。

 いずれにせよ、昨オフのジョーンズに続き、大物のメジャーリーガーが楽天に加入し、まだバリバリ感のあるユーキリスはどのくらい活躍するのか、興味は尽きないシーズンになりそうだ。

※『週刊野球太郎』は、ポストシーズを楽しむネタが満載。auスマートパス、Yahoo!プレミアム、ドコモSPモードでサービス中です。

どんな野球の相談でもお答えします!『プロ野球やじうまジャーナル』

関連リンク

  • 12/25 11:32
  • Scoopie News

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます