ドラフト指名選手、実戦的韋駄天No.1は誰だ?

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 楽天の本拠地・Kスタ宮城で華々しい入団会見が行われた松井裕樹(桐光学園高→楽天1位)を筆頭に、続々、新入団選手の発表が行われている。2013年のドラフトは、一部メディアからは「不作」などと言われているようだが、実際にはどうなのか? アマチュア球界の情報に詳しく、『野球太郎No.007 2013ドラフト総決算&2014大展望号』も発売中の『野球太郎』編集部に、今年指名された選手についてのあるランキングを教えてもらった。

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 今年指名された野手の能力を客観的に図る手段として、ストップウオッチで計測する「一塁かけ抜けタイム」というものがある。『野球太郎』でも好評連載中、ライター・キビタキビオ氏の「炎のストップウォッチャー」で計測したものを整理し、左右別にランキングしてみたい。(※判断基準は、振ったバットにボールが当たった瞬間をスタート、一塁ベースに触塁した瞬間をゴールとしている。なお、プロのトップクラスの左打者であれば、そのタイムは4秒を切る)

▼2013年ドラフト指名 かけ抜けランキング(左打者)

◎第1位/3秒99
岸里亮佑(花巻東高→日本ハム6位)
◎第2位/4秒04
関根大気(東邦高→DeNA5位)
田中広輔(JR東日本→広島3位/写真の選手です)
◎第4位/4秒17
上林誠知(仙台育英高→ソフトバンク4位)
◎第5位/4秒20
横田慎太郎(鹿児島実業高→阪神2位)

 プロの世界で「俊足」の部類に入るのは第2位の4秒04まで。この数字は、今年日本一となった楽天の聖澤諒や岡島豪郎あたりと同タイムだ。これがさらに3秒90台の世界になると、大島洋平(中日)やイチロー(ヤンキース)レベル。そしてさらに石川雄洋(DeNA)や藤村大介(巨人)といった走ることをメシダネにしている選手が3秒80台、まれに3秒70台を記録することもある。

▼2013年ドラフト指名 かけ抜けランキング(右打者)

◎第1位/4秒20台
渡邉諒(東海大甲府高→日本ハム1位)
◎第2位/4秒30台
西浦直亨(法政大→ヤクルト2位)
和田恋(高知高→巨人2位)
三木亮(上武大→ロッテ3位)
岡大海(明治大→日本ハム3位)
園部聡(聖光学院高→オリックス4位)
金子一輝(日大藤沢高→西武4位)

 右打者は一塁ベースから遠い分、タイムは左打者より遅くなるが、例年なら4秒10台の選手がいてもかしくない。そう考えると、今年は右のスピード豊かな選手が少ないのは確かだ。その理由は、今年の指名選手のほとんどが、巨人の「坂本系」、つまり三拍子のバランス重視型が多いからだ。これは、一時期「一芸タイプ」の指名が流行っていたときと比べると、指名傾向が変わりつつあることを意味しているだろう。

 このランキングは、『週刊野球太郎』で企画した<2013年高校野球&アマチュアなんでもランキング>から抜粋したもの。この企画では他にも「ドラフト会議盛り上がりランキング」、そして「各地域別、高校・大学別の2014年ドラフト候補ランキング」など、来季を見据えたランキングも掲載している。今後のプロ野球界の勢力図を探る上でも、ぜひオススメしたい。

※『週刊野球太郎』は、ポストシーズンを楽しむネタが満載。auスマートパス、Yahoo!プレミアム、ドコモSPモードでサービス中です。

「2013総決算・高校野球&アマチュア野球なんでもランキング」を読んで、アマチュア界を総復習!

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