第2回 西田二郎プロデューサーが語る『ダウンタウンDX』の舞台裏

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―『ダウンタウンDX』の歴史を紐解くと、番組の内容は何度も大きく変化していますよね。それは意識的に変えているのですか?

西田:僕らが変えた方がいいと考えるときは、すべて「数字」です。視聴率がキープ出来なさそうであれば、次の企画を早い段階から用意してダウンタウンに持っていく、その連続ですね。ゴールデンの番組は企画が育つまでの猶予がないので、すぐに結果が求められます。だから、短い間隔で常に強いパンチ(=企画)を打ち続けなきゃいけないんですよ。

―新しい企画で番組を変えるということは「面白い」「辛い」のどちらですか?

西田:生み出すことは楽しいことが全てじゃないですね。上手く行くか、その企画が形になるか分からなくて不安なときもありますし......自分の賞味期限が常に問われている感じはありますよ。何も出なかったら負けですし、外れることもありますから。20年間、自分なりにずっとパンチを打ち続けてきたことと、ダウンタウンのパワーで、なんとか今までやって来れたなっていう感じですね。

―『ダウンタウンDX』の収録中は、スタッフの方も一緒に声を上げて笑い、楽しんでいる様子が印象的でした。

西田:僕はスタッフの自主性を大切にしているので、「こういうものを撮影してこい」じゃなくて、ディレクター自身が面白いネタを集めてきて欲しいと思ってます。だから、みんな「やらされてる」という気持ちはないんですよね。実際、「タレントさんのエピソードをもっと掘りたいから、改めて取材時間をとって徹底的に聞きたい」と追加撮影を志願するディレクターも少なくないです。そうやってディレクター全員が自分の手で刈り取った自信のあるネタを、ダウンタウンがまとめてくれるんだから、みんな「面白い!」っていう顔をするんだと思いますよ。一人一人の「面白い」の集大成が番組になっていますから。僕自身もこの番組で持ち味を発揮できているなと感じています。一見、真似が出来そうで、誰にも真似できない番組を作っているという自負はありますからね。

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