「政治の影響を一番受けるのは若年世代」

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 民主党・衆議院議員の柚木道義氏に、政治家になるまでの道のりと、その思い、そして若者へのメッセージをお聞きしました。

――柚木さんは最初から政治家になろうと思っていたのですか?

 祖父が政治家で、自分自身も大学時代に議員のインターンを行っていたので身近なところに政治がありました。政治家になるという気持ちは全くありませんでしたけどね。正直、仕事が忙しく投票に行かなかったこともあったくらいです。

――では、政治家を目指そうと思ったきっかけは?

 政治は本来世の中の役に立つべきものなのに、そうなっていない現状がありますよね。30歳の節目の年に、これまで生きてきた30年と、この先の30年を考えてみたときに「チャレンジしたい」と思っている自分がいたんです。そこで、民主党の公募制度を利用して立候補しました。

――選挙結果はどうだったのですか?

 1回目は落選しました。でも次の選挙では民主党に大逆風の郵政解散選挙のなか、新人として議席を取りました。この結果で、有権者のみなさまから世の中を変えられるということを教えていただきました。その後、党としても政権交代を実現できました。

――現在、民主党は再び野党となってしまいましたが......

 40歳前後の、同世代の若手議員で民主党を変えていきたいと思っています。仕事や官僚の職をなげうってでも政治の世界に飛び込んできた、腹をくくった仲間がいますからね。

――少子化対策について強い思いを持たれているのはなぜですか?

 少子化対策は単に子供の数が増えるということではないんです。みんながお金を使わない理由は、先行き不安や人口減少などにより景気が縮小しているからですよね。だから、長期的に見た場合、少子化対策は最大の経済政策なんです。

――社会保障制度の世代間格差についても問題提起されていますよね。

 私の両親の世代は、払った税金や保険料に比べて5000万円ほど多くのお金が戻ってきますが、子ども世代は5000万円ほど損をします。そして私自身の世代はプラスマイナスゼロの世代。この世代が元気になり、子育てもやりやすくなれば少子化が解消されていきますし、次の世代が希望を持てると思います。

――先日、「イクメンサミット」というイベントを開かれましたね。 NPO関係者だけでなく、芸人さんとのコラボに注目が集まりました。

 永田町の中だけでは広がりを欠きますし、他の分野ともコラボすることで発信力を高めたかったので、イクメン議連の各党のメンバーで決めました。芸人さんから「パパノミクス」という言葉が出るなど(笑)、非常に盛り上がったイベントとなりました。今後も新しい取り組みができればと考えています。

――最後に、まだ政治に関心のない若者へのメッセージをお願いします。

 若者の投票率が低いという現状については、大変懸念しています。政治の影響を一番受けるのは、若年世代のみなさんだからです。政治に関心を持たず、投票に行かないと、非常に損をしてしまいます。ぜひ、自分たちのためにも政治に興味関心を持ってほしいですね。私は、若者が政治に興味を持っていただく一番の方法は、若い政治家の登場だと思います。ですから、政治に関心のある方は、どんどんこの世界の門を叩いてください。

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  • 8/1 12:19
  • Scoopie News

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