新型コロナワクチン詐欺に警戒感…プレミアの4クラブが「詐欺行為を確認」との報道も

 プレミアリーグで、新型コロナウイルスのワクチンを利用した詐欺未遂事件が発生した模様だ。26日に、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 コロナ禍で大きな打撃を受けたサッカー界では、関係者への積極的なワクチン接種の動きが進んでいる。プレミアリーグも例外ではなく、すでに約68%の選手が2回のワクチン接種を完了させ、約81%の選手が少なくとも1回は接種を済ませていることが報告されている。

 だが、そんなプレミアリーグで未曾有のパンデミックに乗じたワクチン詐欺が確認された模様だ。『デイリー・メール』によると、偽のワクチン接種証明書を1,000ポンド(約15万円)で売りつけられそうになる詐欺未遂事件がいくつか発生しており、クラブ側に相談する選手もいたとのこと。同紙によれば、プレミアリーグの4クラブが詐欺行為を確認したという。

 プレミアリーグは、ワクチン接種を推奨するために接種率の高いクラブに対して報奨金を支払うことを各クラブに通達した模様だが、今回の詐欺行為にも十分に目を配る必要があるだろう。

2021/10/27 15:44

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