バルサFWデンベレが契約更新を断ったら? “あの選手”と同じ道をたどる可能性も

 バルセロナは、フランス代表FWウスマン・デンベレが契約更新を断った場合、トップチームへの帯同を拒否する可能性もあるようだ。26日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 バルセロナとデンベレは2022年6月30日までの契約を結んでいるが、未だ契約延長には至っていない。バルセロナは、来年1月までにはデンベレと契約延長合意に達すると見込んでいるようだが、仮に交渉が実現しなかった場合の戦略については未決定だという。

『マルカ』は、デンベレが契約更新を断った際には、今夏にライプツィヒへと移籍したU-18スペイン代表MFイライクス・モリバと同じ道をたどる可能性があると指摘している。モリバは2020-21シーズンに2種登録でトップチームに昇格すると、瞬く間に居場所を確保。将来を担う存在と目されていたが、クラブとの契約延長交渉を拒否したことで状況は一変した。モリバはトップチームへの帯同を認められずBチームへと“送還”され、最終的にはライプツィヒへと旅立った。

 現在負傷からの回復を目指しているデンベレは、27日に控えているラ・リーガ第11節のラージョ・バジェカーノ戦の招集メンバーには入っていない。26日の記者会見で、ロナルド・クーマン監督は「最も重要なのは、彼(デンベレ)に残ってもらうことだ」と語っており、戦力として考えられていることは間違いない模様。だが、2025年まで契約を延長したいというバルセロナの希望にデンベレが応えなかった場合は、モリバのように干される可能性も否定できないのかもしれない。

2021/10/27 10:44

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