長嶋一茂、野村監督のミーティングで「メモを取らなかった」本当の理由

 現在はタレントとして活躍中の長嶋一茂氏がヤクルトスワローズに入団したのは、1987年のこと。そこへ90年シーズンからは「ID野球」を引っ提げて野村克也氏が就任した。

 その野村氏は、試合が終わるたびに1、2時間に及ぶミーティングを実施。選手は毎度ノートに記し、「野村ノート」などと呼ばれるようになったのだが、一茂氏はメモを取らなかったというのは割と知られた話だ。

 西武、巨人で活躍した元プロ野球選手・大久保博元氏のYouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」に、主にヤクルトで活躍した元プロ野球選手・笘篠賢治氏が出演(10月11日付)。一茂氏の1年後輩にあたる笘篠氏が、一茂氏がノートを書かなかった衝撃の理由について明かした。

 動画を観ると、「カズさんは取ってなかったな。だって…言っちゃって良いのかな、こんなこと…」と切り出した笘篠氏。ミーティング時に話が横道に逸れることはよくあることだが、その際、野村氏は長嶋茂雄氏、王貞治氏など、かつてのライバルにまで話は及び、笘篠氏曰く、「悪口…言ってたの」というところまでエスカレートすることもあったそうで、「お父さんのこと言われてるわけだから、そりゃ書くわけないわな。オレがもしカズさん(一茂氏)の立場でも書かないね」と振り返ったのだった。

 そのため、一茂氏を称賛する視聴者のコメントが散見された今回の動画。テレビでおバカなフリをする一茂氏の見方が変わりそう?

(ユーチューブライター・所ひで)

2021/10/17 9:59

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