家の中にスポンジを置くことをやめた女性「どうしても食べたい衝動に駆られてしまう」(英)

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英ウェールズのクリクキエスに住むクレア・ルイーズ・オーウェンさん(Claire Louise Owen、44)は、栄養価のない食べ物を欲しがるという異食症「ピカ(pica)」に頭を悩ませている。それは14歳の時、スポンジを噛み始めたことがきっかけだった。

この欲求を抑えるために、クレアさんと夫グウィリムさん(Gwilym、44)は家の中にスポンジを置くことをやめたという。

クレアさんは自身の症状についてこのように明かした。

「14歳の時、初めて生理が来た頃からはじまって。薬局で働いていた時は、食べるためにスポンジを買いたいと思っていたほどです。このことは誰にも言えず、ずっと秘密にしていました。医師に相談したこともないのではっきりと『異食症』と診断されたことはありませんが、一番ひどい時は部屋の引き出しにしまってあるスポンジを一日中かじっていました。」

「スポンジが裂けるあの感覚が好きで、口で裂いて噛んで飲み込む時の食感がたまりません。チョコレートやポテトチップスを食べた後にスポンジを食べると、味が長持ちするんですよ。安いスポンジほど良くて、穴の小さいものが好きです。スポンジの質感によっては裂けないものもありますからね。一日に2~3口食べるとスポンジひとつで1週間くらいは持ちます。10代の頃はソファーのスポンジのかけらをつまんで食べてたりもしていました。」

クレアさんのこの欲求は生理中や疲れ、ストレスが溜まるほどひどくなり、とりわけ息子のウィリアム君(William、11)とサム君(Sam、10)を妊娠していた時は我慢できないほどだったそうだ。

とはいうものの、それが体に良くないことを知っているクレアさんは、新しいスポンジを買わないように努力していたという。

現在のクレアさんは、コーチングビジネス「The Soberholic」を運営し「禁酒生活のメリットを共有すること」を使命としている。そして異食症がなぜ自分の身に起こっているのかを理解するため、何年もの時間を費やした。

今では家族全員が、クレアさんがスポンジを食べることをやめられるように協力してくれているそうだ。

そんなクレアさんは以下のように語っている。

「振り返ってみると、家族が家の中でスポンジのかけらを見つけた時、まるで自分が悪いことをして捕まったかのように怯えていました。スポンジを買うことは、自分だけの特別な秘密のように感じていたのだと思います。」

「私はスポンジを食べ物の代わりにしていたわけではなく、口の中での食感を求めていたのです。今ではお酒をやめて、プロテインシェイクを飲み、ビタミンを摂るようにしました。以前から自分の体と向き合い、よりよく調和しています。」

画像は『Metro 2021年10月12日付「Family can’t have sponges in the home as mum can’t stop eating them」(Picture: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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  • 10/14 21:02
  • Techinsight japan

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