シメオネ監督、渦中のグリーズマンに言及「チームにとって重要な存在」

 アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、同クラブに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについて語った。20日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第5節終了時点で、3勝2分の2位につけるアトレティコ・マドリード。好調なスタートを切ったチーム状態とは裏腹に、今夏の移籍市場でバルセロナから3年ぶりに復帰したグリーズマンに対しては、一部のファンから口笛を吹かれるなど、未だに同選手への風当たりが強い。

 そんな、グリーズマンについて、シメオネ監督は「私はアントワーヌを信頼している。彼はチームにとって非常に重要な存在。私が見ているものや、彼に成長してほしいと思っていることは、すべて伝えている」と胸中を明かした。

 また、シメオネ監督は「シーズン当初、私は『チームの明暗を分けるのは攻撃力だ』と確認し続けてきた。走る、ハードワーク、プレスする」とコメント。さらに「最後のプレーが違いを生むし、今年はレベルが均衡しているから、より大きなものとなる」と2位につけるチームのパフォーマンスに言及した。

 最後に、21日に行われるラ・リーガ第6節ヘタフェ戦について、シメオネ監督は「ヘタフェは苦境に立たされているけど、すべての試合で良い戦いをしてきたし、結果が示す以上の価値がある」と称賛。続けて「機動力のあるチームで、さまざまな高さからプレスで嵌めようとしている。いつもの試合と同じように、複雑になるだろう」と苦戦を強いられる可能性を明かした。

2021/9/21 18:27

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