『鬼滅の刃』、『イッテQ』に驚異の「5%差ボコボコ圧勝」で分かった「第2期レギュラー」23時15分開始「フジの深刻ジレンマ」!

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 社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』のテレビアニメ最新作「遊郭編」が放送されるフジテレビで、『竈門炭治郎 立志編 特別編集版』の第一夜「兄妹の絆」が9月11日、第二夜「浅草編」が翌12日にそれぞれ放送された。

『竈門炭治郎 立志編 特別編集版』は、2019年4月から9月までTOKYO MXなどで放送されたアニメ第1期を全5回にまとめたもので、完全新作となる次回予告編などの新規パートも含まれている。

 今後は第三夜「鼓屋敷編」が9月18日、第四夜「那田蜘蛛山編」が同月19日、第五夜「柱合会議・蝶屋敷編」が同23日にそれぞれ19時から放送され、そして同25日には、昨年10月に公開されたメガヒット映画『無限列車編』が全編ノーカットで放送される。

「今回の放送は、新規パートが含まれているとはいえ、過去に放送されたアニメ1期の事実上の再放送。それをキー局のフジテレビで土・日の19時から放送する、というかなり思い切った編成がされていました。

 しかし、蓋を開けてみると9月11日放送の第一夜の視聴率が世帯13.3%、コアが10.5%。翌12日放送の第二夜が世帯13.4%、コア11.7%というとんでもない数字を叩き出したんです。特に現在、テレビ各局で求められている13歳から49歳までのコア視聴率に関しては、フジテレビだけでなく、他局を通じても2ケタを超えることが珍しいため、超異例の好記録と言えますね」(制作会社関係者)

■コア視聴率王者『イッテQ』も炭治郎に斬られる

 9月12日は日曜日とあり、20時から1時間は日本テレビ系で、ウッチャンナンチャンの内村光良(57)がMCを務める人気番組『世界の果てまでイッテQ!』が放送されていた。

「『イッテQ』は毎週、非常に高いコア視聴率を残していて、普段は9%、良ければ10%を超えるときもあります。しかし、9月12日に限ってはコア視聴率が6.8%と、この番組にしてはあまり良くありませんでした。

『イッテQ』は子どもたちからの人気が抜群に高く、その親御さんも一緒に見てくれる。それで高いコア視聴率を取れているのですが、この日に限っては『鬼滅の刃』の放送がフジテレビであり、多くの子どもたちがそちらを視聴したために数字を落としたようですね」(前出の制作会社関係者)

 完全新作ではないにもかかわらず、『イッテQ』に5%もの差をつけて勝ってしまうとは、『鬼滅』恐るべし。

「『竈門炭治郎 立志編 特別編集版』は9月18日、19日、23日とまだ3回放送がある上、25日にはテレビ初放送の映画『無限列車編』が控えています。11日と12日の驚異的な高数字を見て、フジテレビとしてもこれらのレギュラー放送にかなり期待しているのではないでしょうか」(前同)

 映画の地上波放送が終われば、「秋/冬スタート」と告知されている新作テレビアニメ『遊郭編』への期待もますます盛り上がってくるだろう。しかし、民放キー局関係者は言う。

「『遊郭編』にも本当なら期待したいところなのですが、先日公表された放送時間を見る限り、なんとも微妙なところでしょうね……」

■23時台の放送に懸念の声「夜ふかし系子供量産じゃん」

 フジテレビは9月6日、オンラインで改編説明会を行ない、『遊郭編』について、毎週日曜の23時15分から放送すると発表した。

「遊郭はかつて合法的とはいえ売春が行われていた場所ですし、『遊郭編』に関しては音柱・宇髄天元の嫁が遊郭に遊女として潜入するという設定もありますからね。ゴールデンでの放送はさすがに厳しいでしょうし、オリジナルを尊重するためにも23時15分からの放送が精一杯だったのではないでしょうか」(前出の民放キー局関係者)

 今回の特別編集版が放送された19時から放送時間が大幅に異なるため、大きく事情が変わってくるだろう。

「23時15分開始の番組となると、今回の特別編集版と違ってリアルタイムに放送を見てくれる視聴者は激減するのでは、という懸念がありますよね。もちろん家庭によりますが、基本的には子どもたちは寝ている時間ですからね。

 ただ、『鬼滅の刃』は『イッテQ』をボコボコにしてしまうほど子どもの視聴者層に訴える力があるコンテンツだと改めて分かった。なんとか起きて放送を見ようとしてくれる子どもも出てくるでしょうね。ただ、それはそれで別の問題が発生してしまうかもしれません」(前同)

 9月6日の改編説明会で放送時間が発表されると、「鬼滅の刃 2期の放送日時は日曜23時15分か……夜ふかしキッズが増えそう」「憶測でしかないけど、子供夜ふかししてもらってお菓子ポリポリ食べる習慣つけさせたいのかな?」「鬼滅2期とか絶対夜ふかし系子供量産じゃん」といった意見がSNSに寄せられた。

「小学生の子どもが、翌日に学校があるにもかかわらず、23時15分からアニメをリアルタイム視聴して夜ふかしをするのは、大人から見ると決して良いことには思えないでしょうね。すでに懸念する声も出ていますが、こうした声が放送開始とともに広がり、下手をしたら大問題になる可能性も……。

 フジテレビとしては、熟考に熟考を重ねた上で放送時間を決めたのでしょうが、『鬼滅』が持つあまりのパワーによって、さまざまなジレンマが生じるのは間違いなさそうです」(同)

 今回の再放送で再度分かった『鬼滅の刃』の驚異の人気。23時台の放送でも子どもたちはテレビの前から動かず、記録的な視聴率を叩き出すかも!?

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  • 9/14 7:20
  • 日刊大衆

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この記事のみんなのコメント

8
  • グレイス

    9/15 17:52

    夜の11時15分からなんだから、10時にテレビの電源を切ればいい。録画すれば子供も文句言わんだろ。

  • グレイス

    9/15 17:27

    東京MXで放送していたのは夜の10時だから今回のフジよりかは早かったんだけどな。それでも小学生が視聴するかは微妙な時間帯だ。地上波のリアルタイム視聴よりはア〇プラなどの配信サービスでの視聴が多かったと思う。うちも夫や娘はア〇プラで見てから映画を観に行った。

  • りぇし

    9/15 16:57

    他の方も書かれてますが、親が「録画しておくから、気になるなら早起きして見てね」って、子供に言えばいいだけの話。何が書きたいんだ?このライターさん。

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