東京五輪がアメリカではソッポ?「視聴率低迷」が指摘される理由

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 東京五輪では連日連夜の熱戦が繰り広げられ、毎日のテレビ中継が楽しみという方も多いかもしれないが、実は五輪が盛り上がっているのは日本だけなのかもしれない…。アメリカで五輪の放映権を持つNBCなどの発表をみると、東京五輪の視聴者数は過去33年で最低となることはほぼ確実な状態だというのだ。

「NBCが、7月24日に東京五輪の開会式の米国内視聴者数は速報値で約1700万人だったことを明らかにしています。これは前回のリオ五輪よりも37%少なく、前々回のロンドン五輪の半分以下の視聴者数ということになります。さらに、米調査会社のニールセンによると、開会式以降の視聴者数も振るわず、大会2日目はリオ五輪よりも36%ダウンし、3日目は46%ダウンとどんどん視聴者数が減っているというんです」(ITジャーナリスト)

 なお、NBCは視聴率が事前に設定した基準を下回った場合は広告主に別番組でコマーシャルを補填する契約をしてるため、すでにスポンサーと補償についての交渉を始めていることも関係者の話によって伝えられている。

「アメリカでの視聴者数の激減に対して、ネットや録画で鑑賞する人が増えたとする声もありますが、NBCもニールセンも、ネットによる生中継や録画による再放送も含んだ数字を発表しているので、その指摘は当てはまらないのでは。なぜ、ここまで視聴者が減ったかといえば、有力選手が出場を辞退したりといったこともありますが、コロナ禍に五輪を開催すること自体に批判的な人も多かったことが影響している可能性はあります。アメリカでは7月頃からコロナ感染者数が急増していることもあり、五輪どころじゃないだろうというのが世間評なのかもしれません」(ITジャーナリスト)

 ただしNBCでは、開会式翌日からは徐々に視聴率が回復しているとの話も。全日程が終了したのちの評価も気になるところだ。

(小林洋三)

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  • 8/4 18:00
  • アサ芸Biz

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