劇団ひとりの“永遠の憧れ”ビートたけしが開会式を猛批判 「アイツが一番落ち込んでると思う」と太田光

ビートたけしは『新・情報7daysニュースキャスター』の冒頭から「すごかったですね。きのうの開会式、面白かったですね」、「ずいぶん寝ちゃいましたよ、驚きました」と皮肉たっぷりにコメントし、「金返してほしいですね。税金からいくらか出してるでしょ、金返せよ!」「困ったね、外国に恥ずかしくて行けないよ」と切り捨てた。そして「本音はそうでしょ。あれ、すばらしかったですか?」と安住紳一郎アナウンサー(47)に問いかけたが、彼は「なかなか制約がある中で、演出家が変わったりなどで…」と苦笑いするばかり。するとたけしは「いらねぇもん、演出家なんか」「いかにバカだったかわかるでしょうね、日本は」と怒りをぶちまけていた。

27日深夜放送のラジオ番組『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)でこの件に触れた太田光は、「相当、ちょっと怖い時のたけしさんで。あれ、結構抑えてたけど」とたけしが完全に怒っていたことを語った。太田自身はあまり開会式には興味がなかったが、たけしがそこまで全否定していることに驚いて考えてしまったという。だが笑いながら「たけしさんのあの発言で一番今落ち込んでるのは、劇団ひとりだと思う」と太田が話すと、相方の田中裕二(56)も釣られたように大笑いした。劇団ひとり(44)は開会式の後半、国立競技場の中にある“東京オリンピックコントロールセンター”でいたずらをする職員として登場したのだ。

自身のものまねのネタでもあるビートたけしは、劇団ひとりにとって「永遠の憧れ」だという。ビートたけしが作詞作曲した楽曲『浅草キッド』と同名の自叙伝を原作にしたNetflix映画『浅草キッド』(2021年冬配信予定)の脚本・監督を劇団ひとりが担当しており、「今まで培ってきた全てを注ぎ込んだ作品にしますので、楽しみに待っててください」と意気込みを明かしていた。

そのような彼の思いを知っているからこそ、太田はどこか楽しそうに「一番(たけしに)否定されたくないじゃん。一番落ち込んでると思うよ」と言う。「俺は今度、劇団に会ったら“カネ返せ、バカ野郎!”って、アイツに言ってやる」、「アイツも訳分かんない。無言劇なんか、今までやったことねぇだろっていう感じのをやって」と笑いが止まらない。「いろいろ大変だよな」と劇団ひとりの苦労は十分理解しつつ、太田光はこのネタで彼をイジる気満々なのである。

(TechinsightJapan編集部 みやび)

2021/7/28 19:16

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