森保監督、強敵メキシコ下した選手たちに賛辞「どの相手とも自信を持って…」

 U-24日本代表を率いる森保一監督が、25日に行われた東京オリンピック第2戦のU-24メキシコ代表戦を振り返った。

 日本は6分に堂安律の折り返しを久保建英が押し込んで幸先よく先制すると、12分に堂安がPKを成功させてリードを広げる。その後、退場者を出して10人となったメキシコに押される苦しい展開に。86分には1点を返されたものの、GK谷晃生の好セーブもあって逃げ切りに成功し、2連勝で決勝トーナメント進出に大きく近づいた。

 試合後、どのようなイメージを抱いて試合に臨んだかを問われた森保監督は、「選手たちの技術力を生かすためにも、一人ひとり球際で戦い局面で勝っていく、そして個の頑張りをチームとしてつなげていこうということを(イメージ)。選手たちが、良い守備からいい攻撃ということで試合に臨んでくれました」と語った。続けて、難敵相手により多く自分たちの時間を作れたことへの手応えも示した。

「(FIFA)ランク的にはメキシコが上位ですが、選手はどの相手と戦っても、同じ目線で『自分たちはやれる』という自信を持ってファイトしてくれています。今日の結果も、勝っていて受ける時間もありましたが、選手が積極的に自分たちでできる、ボールに向かって戦うことができたのは、選手たちの自信だと思います」

 森保監督は最後に、28日に控えるU-24フランス代表戦に向けてコメント。「まだ決勝トーナメント進出が決まったわけではありません。今日勝利したこと、選手たちの頑張りを称えながらも、次の戦いへ向けて最善の準備をすると選手には切り替えてほしいです。チームとして、フランス戦へ向けて少しでもいい準備をしたいです」と、引き分け以上で自力でのグループステージ突破が決定する大一番に向けて意気込みを示した。

2021/7/26 0:54

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