アトレティコ会長、復帰も噂のグリーズマンに言及「ファンが彼の加入を許すと思えない」

 アトレティコ・マドリードのエンリケ・セレソ会長が、バルセロナに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについて語った。22日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今夏の移籍市場では、財政難に苦しむバルセロナからグリーズマンが放出される可能性が報じられている。また、その移籍先の筆頭候補として同選手の古巣であるアトレティコ・マドリードが挙げられており、スペイン代表MFサウール・ニゲスとトレードされるという噂も絶えない。

 しかし、セレソ会長はかつてのエースの帰還に対して消極的な姿勢を示した。マドリードでのイベントに出席していた同会長は、報道陣からグリーズマンについてのコメントを求められると「君は正しい相手と話をするべきだ。私に訊くことではないだろう。アトレティコ・マドリードのファンが彼の加入を許すと思えない」と一蹴した。

 現在30歳のグリーズマンは、2014年から2019年の5シーズンにかけてアトレティコ・マドリードで活躍。同クラブで公式戦257試合出場で133得点50アシストを記録した後、2019年7月にバルセロナへ完全移籍を果たしていた。

2021/7/23 20:01

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